講義レポート

ソーシャルメディアを使って個人の発信力を高め、セルフブランディングを確立する『セルフメディア学』、これまでの講義の中で自分がどう変わったか、現在の自分の課題は何かという受講生全員のフィードバックから始まった第4回目の講義の様子を、受講生の横山北斗さんがレポートしてくださいました。
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前回講義の最後に教授の安藤美冬さんから全員が受け取った熱いメッセージを胸に、受講生全員の「変わりたい」という思いの熱に終始包まれていました。そして今回の講師は、ブログの黎明期である2003年、学生時代からブログを始め、ブロガーからライターへ、ライターからプランナーヘ。そして現在はコンテンツプロデューサーとして多くの仕事を手がけてらっしゃる古屋荘太さん。


古屋さんのご経験から生まれた多くの実践的なアドバイスをいただき、受講生たちが第3回までの講義で学んだ「自分の強みを見つける方法」、「情報発信をしていくことの意味」を踏まえた上で発信を行っていく際に大切な考え方・方法を教えていただきました。
「読む、聞く、書く、話す」という発信していく上での基本的な要素を「文章、画像、音声、動画」という方法を使い、組み合わせて発信をしていくという非常にわかりやすい概念的な話から、『Twitterなどで、自分の「タグ」を知ることで、他者から自分がどのような情報発信を求められているかを知ることが出来る』という「自分ありき」ではなく「他者目線」での情報発信に必要な考え方についての話など、個人が自身をコンテンツ化し発信をしていくにあたって、事前にしっかり考えておくべきことをスマートな話し振りで教えていただきました。
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Twitterやブログをする上で便利なアプリの使い方、Twitterにおける影響力を図る「Klout」の紹介など、情報発信をしていく上で有効なツールのお話もあり、明日、いや今日から使える実践的な話に、受講生からの質問も熱を帯びました。
第1回の講義開始時には「Twitterってなに?Facebookてどんなもの?」というところからスタートした人もいる中で、4回の講義で皆が少しずつ変わっていき、「変わりたい。変わるために自分の強みを見つけ、発信していきたい」という受講生の皆さんの根底にある共通の想いを感じられた、そんな4回目の講義でした。
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最後に、私個人の独断と偏見で古屋さんからいただいた印象的なフレーズを紹介します。
・ブログに書くのは「大事な人に話したいどうでもいいこと」
・価値がある自分の言葉=他の誰かが言わないこと

きっと、人はみな「価値がある自分の言葉」を誰かに伝えたいという想いをどこかに抱き、そして、「誰かにとっての大事な人」になりたいと思っているのではないか、と古屋さんの言葉を聞いて思いました。
来週で第2期最終回となる「セルフメディア学」。安藤美冬さんはじめ、講師の方々、キュレーターのみなさんの力を借りて、受講生みんなが「価値ある自分の言葉」を得て、誰かに発信していけるよう頑張っていきたいと思う夜でした。古屋荘太さん、貴重なお話をどうもありがとうございました!!


講義情報:
『セルフメディア学』 教授:安藤美冬 キュレーター:和泉里佳
次回第3期は1月に開催予定
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自分の強みを見つけ価値のあるものにする



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