講義レポート

ソーシャルメディアを使って個人の発信力を高め、セルフブランディングを確立する『セルフメディア学』、第3回は「情報の発信、人を巻き込む」というテーマで、社団法人ランガール代表理事の影山桐子さんが講師としてご登壇くださいました。その様子を受講生の小俣ばくらさんがレポートしてくださいました。
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影山さんは、Twitterで「駅伝大会、作りたい! 来年の目標!」とつぶやいたことを発端に女子のためのラン祭り「Run Girl Night」を企画・実現された方。
この日の講義は、「これまでは『フリーエディターの影山です』と名乗ってきましたが、これからは『ランガールの影山です!』と名乗っていきます!」というご本人の宣言から始まりました。


何となく始めたTwitterでのつぶやきをきっかけにたくさんの方を巻き込んで本当に夢を実現させてしまった影山さん。今や、メディア掲載やスポーツメーカーから数えきれないほどの協賛オファーが殺到する話題のランガールですが、1年前はまさか自分の夢がこんな形で実現し、反響があるとはご本人も予想していなかったとのこと。
どのようにしてここまでランガールを盛り上げてこられたのか、ここにたどり着くまでにご自身が心がけていた10のことを教えていただくことができました。どの内容もとても胸に響くものでしたが、このうちの特に印象的だったものを2つご紹介します。
「夢を叫ぶこと」
思っているだけでなく、夢を声に出してみる。それによって始まるご縁もあります。
Twitterでの叫びを聞きつけて人がたくさん集まってきた結果がこの大会です。
「常に『太陽』であること」
「太陽の熱(熱意)で常識の壁を溶かす!」と。新しいことを始めるとき、前例が無い・リスクが大きいなど困難や不安なことはたくさん立ちはだかります。でも、どんな時も常に前向きに「大丈夫!」と、周りを励まし照らし続け、自分をも鼓舞する。
影山さんはとても美しい方です。それは美人さんだからだけでなく、お人柄から湧き出るオーラのようなものが溢れているから。スピリチュアルな意味ではなく、大切にしている気持ち、情熱、みんながHAPPYになれるように!と常に考え、誰よりも動き力をつくされている「太陽のような方」だから。
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単純に「お金儲けのため」という割り切りではなく、全身全霊をかけて周りも幸せになれるように考え、人を大切にして目標に走り続けるランガールの影山さん。
私たちの質問に対しては「わたしは口に出すことでアイデアを取られるという感覚を持っていない。自分がつぶやいたことがみんなの手でブラッシュアップされていく、そしていつの間にか1つの商品発展したり・・。何て素晴らしいことだろうと思っています」とシェアして夢が形になっていくことの素晴らしさ楽しさを教えてくださいました。
今回の講義では、Twitterを活用しての成功経験についてだけでなく、人生哲学にまで踏み込んだ精神性についてもたくさん学ぶことができたように思います。
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さらにこの日は、講義の最後に安藤美冬さんから、愛と熱意のこもった本気のエールを頂きました。「みなさんはなぜこの講義をうけようとおもったのですか?失敗を恐れて実行しないのはもったいない。どんどんチャレンジしていけば1度の失敗なんて大したことない」
安藤さんからの、直球のまっすぐな気持ち。胸に刺さりました。私たちももっと本気を出していかなくてはいけない、というか出していきたい!そう決意することのできる熱い講義となりました。
内側から熱いものが溢れ出てくる感覚を持って家路についた受講生の私たち。興奮冷めやらぬまま、その夜からtwitterやメーリングリストを活用して、熱いやり取りが続いています。私たちも走り出したばかりの仲間!一緒に立ち向かっていきましょう!安藤さん影山さん、潔く清々しい熱意を体感できる貴重なお話を本当にありがとうございました。


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