講義レポート

こんにちは、「未来を歩く姿勢学」キュレーターの秋吉真衣です。
今回も7人のメンバー全員が揃って、輪になって講義を聴き、その知識をもとに実際に身体を動かして練習しました。ひたすら歩きの練習を続ける事で、たったの90分の中でも前回と比較して皆さんの歩き方に大きな変化を見ることが出来ました。
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【写真チェック〜姿勢の癖〜】
前回撮った受講生其々の姿勢の写真に、教授が一つ一つコメントを加えて返却してくれました。皆で見せ合いっこする事で自分特有の癖というものを改めて認識することが出来ました。
【”正しい歩き方”に関する知識】
皆さんは、歩く事がカラダにどんな影響を与えるか、考えてみたことはありますか?実は”歩き”によって思いがけないカラダ・こころの健康がもたらされるのです。
例えば、歩く事で脳内に分泌されるセロトニンによって、気持ちが安定してHappyな気分になるのだとか。更に朝日を浴びてリズミカルに歩く(足踏みをする)だけでも効果的なのだそうです。
また歩く事で、学習効果を高める効果やドーパミン、セロトニンという脳内分泌物が出て、これにより頭がスッキリしてハイだけどアイデアが浮かんで、しかもそれを現実化しようとする頭・脳の状態になるのだそうです。受講生からは”歩く時に未来の事を考えるといいと聞いた事がありますがそういう事だったのですね!”と今までの知識と繋がって、改めて歩き方を学ぶことは”未来を歩く”事につながっていることを意識しました。この他にも、脂肪燃焼の為には?脚を細くする歩きは?なども知る事ができました。
何より正しい歩き方には太腿の後ろの筋肉を意識して使う事が大切だそうなので、そんな正しい歩きを上手く利用してカラダ・こころも元気になれると良いですね。
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【”正しい歩き方”実践】
正しい歩き方をする事の大切さを講義で実感した後はもちろん、実践あるのみです。コツは「シリイチ(おしりに一万円を挟んだような状態)をキープすること」「太ももの後ろを意識して、足の親指の先の先までを使ってぐっとカラダを押し出すこと」「常に後ろ足、前足のどちらかに重心がのるように体重移動すること」の3つです。
普段の歩き方とは全く異なるので、最初は多少グラ付いてしまったり、ぎこちなくなってしまったり。しかしそれは”変化している”事のれっきとした表れなのです。鏡に向かって白線上を一歩一歩確かめながら歩く、そんな正しい歩きを1時間弱続け、受講生たちがコツを掴んでいく様子が伝わり、喜びを覚えました。
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【練習後の動画撮影】
それではどの位歩き方が変化したのでしょうか。というのを皆で確認すべく、一人ひとりに皆の前で歩いてもらいました。教授含む8人の注目が集まる中、皆本日の練習の成果を十分に発揮してくれました!
夢中になって歩いていたら、1時間半は本当にあっという間です。皆で学び、何度も練習を重ね、一人ひとりの変化を喜び合える空間って素敵だなと思いました。来週のなりきりブック作成、又更なるなりたい自分に近づくまでの基礎作りとして、この”正しい歩き方”を徹底していけたら良いなと思います。


【講義データ】
『未来を歩く姿勢学』 教授:篠田洋江 キュレーター:秋吉真衣
日程:土曜日 13:00 – 14:30 10/8、10/15、10/22、10/29、11/5(全5回)



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