講義レポート

必要なのはリアルな体験談と人とのつながり

「ソーシャルアクション学」2期 講義レポート

こんにちは。「ソーシャルアクション学」第1期受講生で、第2期サポートスタッフの佐藤です。
自分らしい社会貢献の形を見つけ、行動へ結びつける」ことを目的に始まったソーシャルアクション学。ついに第2期が始まりました開講されました。
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東北に起こった震災など、世界を見渡しても課題が山のようにあるのは周知の通りです。目の前の課題に無関心ではいれず「自分にできることは?」と自問自答した方も少なくないのではないでしょうか。
そんな昨今、注目を集めるソーシャルアクション。


その活動は募金ボランティア、さらには社会起業だけではなく、「1ℓ for 10ℓ」キャンペーンを実施するVolvicなどの買うだけで社会に貢献できる「寄付付き商品/コーズブランド」や、仕事が終わった後のプライベートの時間を使い、自分が持っている技術を活用して社会貢献する「プロボノ」と言った活動など、「社会の為に何かしたい」と思った人が気軽に起こせるアクションは増えています。
しかし、どの活動にも長所と短所があり、だからこそ自分にあった活動を見つけるためにはリアルな経験談や人と人との繋がりが必要なのです。
今回もそうした「活動したいが何ができるか」「既に活動していることをブラッシュアップしたい」といったさまざまな思いを宿す受講生が集まりました。
第1回目はソーシャルアクションの種類や長所・短所を解説。また、次回からお話を伺う社会起業家の方や企業内社会起業家の方の紹介も含め、震災後の状況などへも話は拡がり、当日の台風も目をつぶるほどの熱気を帯びました。
集まった参加者は年齢も職業もバラバラ。しかし、繋がることで新しいことが始まるのではないかという空気もあり、これからが楽しみな初回は終えました。
そして、その後は名物(?!)とも噂がある「ソーシャルドリンク(飲み会)」へ。第一期生も混ざって大盛り上がりでした。
そして早くもその場で新しいアクションプランが生まれつつあり、この場では、くわしくお話しできませんがワクワクした気持ちだけはお伝えします。
次回は、数々の賞を受賞している社会起業家である、NPOかものはしプロジェクトの代表、村田早耶香さんに来ていただきます。
「東南アジアで目の当たりにした事実とは?」「行動を起こすきっかけとなった出来事とは?」

次回の講義も楽しみですね。


【講義データ】「ソーシャルアクション学
[日程]土曜日 15:00~17:00
9/3, 9/10, 10/1, 10/15, 10/22(全5回)
※最終回のみ15:00~18:00となります
[受講料]28,000円 [会場]世田谷ものづくり学校内
[教授]野村尚克




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