講義レポート

自分たちだけの歩く旅をつくる

「歩くから学ぶ」講義レポート

歩くから学ぶ キュレータの賀来です。今回は、2期の様子をレポートします。

歩くことでしか味わえない魅力を知り、自分の足と対話し、仲間とワクワクしながら旅の企画を立て、そしてその旅に実際に出て経験する。歩くから学ぶは、そんなクリエイティブで自由大学らしい講座です。

最終回のフィールドワークは、自分たちで考え、つくり出す完全オリジナルの旅。ガイドブックやネットにあるような、テンプレート通りの旅では得られないであろう、一体感、高揚感、爽快感を感じることができます。

この旅は、今期はピカピカの自由大学新校舎を一番乗りで使わせて頂いた効果もあって、興味深いテーマが挙げられました。その中の1つが『アスファルトを歩かない!』。もちろん、現代の日本社会で完全にアスファルトを歩かないのは難しいですが、このテーマに沿って、北鎌倉の街を歩く旅に出ることに。ちなみにゴールは稲村ケ崎での夕陽を見ること。様々なエッセンスを散りばめた自由な旅が始まります。

手書きの地図やオリジナルのしおりを持って、

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(なるべく)アスファルトを歩かずに、街歩きを楽しみ、

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教授のサプライズで、1年で10人ほどしか訪れない秘境の古墳を見学し、
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歴史に触れ、語らい、
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偶然出逢った美味しモノを堪能し、
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そして、感動のフィナーレへ。
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走行距離は20km。
道中は笑いが絶えず、チームで旅をするということ、自分たちでつくった旅を歩いて旅をするということ、歩くことが自分自身の活力をチャージすることを、体感する旅になったように思います。
卒業後の旅についても早くも話題に上るほどだった受講生たち。これからも歩く旅を自分たちでつくって行ってもらえることでしょう!

text:歩くから学ぶ キュレーター 賀来茜
写真:2期卒業生 しょーちゃん



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