前回に引き続き、受講生の”おこま”さんからの講義レポートをお届けします。

初回講義前に撮った動画と第3回の講義の最後に撮った動画を比べてみます。私は最初、手が身体から浮いていて、膝を擦り合わせずに、ドタドタ乱暴に歩いていました。第3回講義後には、品良く、ていねいに落ち着いて歩くことができていました。その変化にうれしくなります。他のクラスメイトも、動画を見ると変化がよくわかります。足が長く見え、エレガントでしっとりした歩き方へ変わっています。

そこからさらに、自分のなりたいイメージに近づけます。「明るく、芯がある女性として、上品に歩くためにはどうすればよいか？」それは、笑顔で、もっとやわらかく軽やかに歩くこと。

今度は、もっと具体的なイメージを考えます。ワンピースを来て、横浜のレンガ倉庫の公園を、風を感じながら歩くイメージで歩いてみます。

笑顔で、すぅーっと。固くならず 力を抜いて。
しなやかに。内面を外側に。自由に。

何度も歩いてイメージを歩き方で表現します。なかなかイメージ通り歩くのが難しいところで第4回は終了。基本の歩き方を意識しすぎて、イメージ通り自由に歩くのはまだまだ難しいですが、ラストの授業ではのびのび歩けるように、普段から歩き方を意識して、がんばっていきたいと思います。

（text：「未来を歩く姿勢学」キュレーター／賀来茜）