講義レポート

何から脱藩したいのか?

「脱藩学」講義レポート

社会の当たり前から自由になる『脱藩学』は2期がスタート。その様子を受講生の澤井慶太さんがレポートしてくださいました。

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「脱藩学」の第2期が開講しました。教授の跡部さん、キュレーターの古屋さんを中心に参加者12名の計14名で講義がスタートしました。

少しかたい雰囲気で始まった顔合わせ。少し驚いたのが、女性の参加者の多い事。「脱藩学」という語調から、勝手に「男性が多いのでは」と思っていました。集まったメンバーは女性が8名、男性が4名。時代の変革を感じる中、直感的に「女性の時代になるのでは」と思っていたのですが、それが如実に現れている感覚を持ちました。

まずは跡部さんから脱藩学についての概要説明。
講義として情報を受け取って帰るのではなく「参加者全員で作り上げる講座」になる。その中で自分の軸を作り、既存のルールや環境、考え方に縛られない生き方を模索していく。さらに考えるだけでなく、行動への第一歩を踏み出す。そのステップとして5回の講座中に、先達者の方へのインタビューを行い、発表するという事。ハードルは高いと思われるのですが、エキサイティングな内容です。

続いてのメンバーの自己紹介。跡部さんが口火を切られました。大手企業を退社され、一人株式会社を運営されているお話は、そのまま「脱藩」する生き方を示すのものでした。参加者からは現在の職業の紹介を軸に「何から脱藩したいのか」を中心に語られました。多彩な職業の方が集まっているようで、今後の展開に期待が持てます。

グループ分け、役割分担、宿題が出されて、終了しました。

同志となる14名との出会いで始まったこの講義。「自分らしい生き方」の発見に向けて、全員で探求してゆく。その過程を楽しめそうな予感がした第1回目の講義でした。



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