講義レポート

新たな発見に気付く

星空コンシェルジュ入門17期 講義レポート

『星空コンシェルジュ』この素敵なネーミングに惹かれたのも、受講を決めたきっかけの一つかもしれません。
もしこの講座が『宇宙〜講座』とか『天文学入門』という名前だったら、見落としていたかもしれません。

何期か前にこの講座の存在を知り、気になって自由大学祭に足を運びました。
この講座の丸山教授に直接説明をしていただき、最後に星の写真をいただきました。結局その時は受講を見送りましたが、写真が印象に残ったのか、心のすみでずっと気になっていました。そして開講が決まった今回、やっと晴れて受講することができました。

初回の講座から外に出てみんなで星空を見上げました。
都心では星は見えないというけれど、じーっと見ていると小さい星がいっぱい見えてきます。あらためて、普段星空をじっくり眺めることなどしていなかったことに気づきました。

教室では難しい専門用語などはなく、教授が毎週わかりやすく星について話してくれました。約1ヶ月の受講期間中に見ることができる星空の現象、流星群やスーパームーン。昨年や今年見ることができた空の現象の紹介もありました。いずれも、本格的な望遠鏡を持たなくても観られるものばかり。星空を見ることなんて毎日でもできるのに、今まで全然していなかったことに少し後悔しました。

冬の星空は寒いですが静かに眺めていると、忙しい生活で過ごしていたことなどがすうっと消えていきます。
教室では同じように星のことを知りたいという仲間と顔を合わせ、毎週わくわくした時間を過ごすことができました。
今、手元には星座盤やガイドがあります。最初の一歩は踏み出せました。これから少しずつ、新たな発見や楽しみを増やしていけそうな気がします。

words:17期卒業生 桑原麻由



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