講義レポート

『穴学』1期生から『穴学』キュレーターへ

「穴学 (W)hol0logy」 第1期卒業生講義レポート

自由大学の講義を2012年に受講して以降、自由大学で繋がった仲間にはとてもお世話になってるわたしですが、講義受講はとても久しぶりでした。

新講義『穴学』の講義案内を見た時の驚き、その鮮烈さは忘れられません。


もともと好奇心旺盛で、自然大好き、知識欲もあるわたしにとって、出てくるワードが精神分析、美術、テクノ、瞑想、そして、洞窟とくれば、それだけでも飛びつきたい講義。

さらに講義案内を読み進めると、一見バラバラなそれらの世界には、横たわって『穴』という共通点が存在するという。

『穴学』を見つけたその時のわたしは、ちょうど自分を見つめ直していた最終段階にいて、目に飛び込んできた『自分のトランスフォーメーションを引き起こすために『穴』をくぐろう』に、『穴』⁈なにこれ⁈と、瞬きがとまらなかった(笑)

真面目すぎてつまらない。と友人からバッサリ斬られるほど、わたしは固定概念、世間の評価、いわゆる“ふつう”に囚われていた人間。(今となっては、ふつうって何よ?)

それが苦しくて苦しくて。わたしは、自己変容を、トランスフォーメーションを、ここ数年ずっと望んでいました。

その変わり方が、その入口が、3年かけてようやく見えた自分としては、たった5回の講義でトランスフォーメーション⁈『穴』って何なの⁈と、その奥義を知りたくて知りたくて(笑)

5回の講義は、ロディオンの『穴』の目の付け所が、講義の運びが、アカデミックで刺激的で、かつ、神秘的で。

話の一言一句を聴き逃すまいと五感をフル動員。毎回とにかく面白くて、楽しくてしかたなかった。正直、終わってほしくなかった。

最初の講義で「この『穴学』は5回ではなくて、本当は5年かけるもの」とロディオンが話したのを聴いて、やっぱりそうだよねと納得。

そう、この講義はあくまで入口。『穴学』は人生をかけて続くもの。自分ほどわからなくて面白いものはない。その探求の面白さにたくさんの人に気づいて欲しい。

そんな思いもあって、受講生からキュレーターになりました。

自分を解放して、その探求の入口を『穴学』で見つけてみませんか?

仲間と和気あいあい『穴』について、人生について語り合いませんか?

text:第1期卒業生光武明子さん



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