講義レポート

まっすぐ未来を見つめる背中

未来を歩く姿勢学28期 講義レポート

自分が普段どのように歩いているか、じっくり見たことある人はどのくらいいるでしょうか。

私もこの講義を受けるまで、自分の歩く姿なんてしっかり見たことはありませんでした。

撮影してもらった自分の歩く姿は、俯いて足元ばかり見ていて、まるでお化けのよう。顔には髪がかかって、表情は半分しか見えない。あまりにも自信なさそうな姿が衝撃的でした。

 

元々、デスクワーク中心の生活で、ずっと肩こりや頭痛に悩まされ続けていました。この身体がもっと楽になったらいいな。そして、ただ肩こりを和らげるのではなく、姿勢よく、美しい自分になれたらいいなと思ったのが受講のきっかけです。

 

この講義で私が嬉しく思ったのは、改めて自分と向き合えること。

今までなんとなく知っていて、できてしまっていた歩き方や立ち方、座り方。

先生が教えてくださった正しい姿勢と、いまの自分の姿勢とを比べてみて、自分の在りたい姿に軌道修正していく作業は、未来の自分を少し明るいものにしていくようで、わくわくしました。

 

先生のアドバイスは、ただお行儀よくするというものではなく、時には「常に笑わず、ここぞという時に笑う」など、自分をどう魅せていくか・どう見られたいかを意識させるものでした。講義で1番最初にはっとしたのは、体と心が一致していないと、最大のパフォーマンスは発揮されないということ。

「自信を持ったかっこいい女性でありたい」と思っていても、あの動画の通りでは絶対そうは見られないし、自分もそうは思えない。あこがれながらも、そうさせないでしたばかり向いていたことに気づきました。

 

他の受講生と一緒に受けられたのも、わたしにとって大きな刺激になりました。

受講生同士でもコメントし合う機会が多く、率直な感想を言い合ったり、褒め合ったり、お互いに高め合っていく時間を持てました。姿勢や雰囲気、印象は、仲のいい友人でも指摘しづらいことですが、参加者同士なりたい自分に向かって励み合う姿を見て、「私も頑張ろうと」背筋が伸びる思いがしました。

 

普段なかなか考えることのない理想の自分について、ああでもないこうでもないと悩んでみて、見ているようで見ていないもの、言語化できないことが多くて、自分の解像度が低かったことに気づいたのも大きな収穫です。

自分のなりたい姿が漠然としていて、何も考えずに歩いていたころに比べると、今は「自由に」「かっこよく」を意識してまっすぐ前を見て歩くようにしています。毎日何気なくしている「歩く」ことが、私の未来を作ってくれるものだと思うと歩くのが楽しみになりました。

そんな受講後の自分は、前より好ましく思います。

words: ルル



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