講義レポート

希望の未来学 ー エネルギー編 ー レポート(1期 山本かおり)

希望の未来学 ー エネルギー編 ー 第1期 講義レポート

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全体として様々な角度からエネルギーという言葉を捉えなおす、非常に良いきっかけを与えて頂いたと感じています。すべての活動の源である人(の情熱)にフォーカスを当てて、毎回多くのケースを学ぶことができ、いつもわくわくしながら聞いていました。都市開発や地方創生の動き、その他世界同時多発的に発生している人の行動のトレンドなど、核となる強い意志に引き付けられて起こる事柄は、希望の未来を組み立てていくために必要不可欠なエネルギーそのものであると感じます。

そもそもなぜ私自身が、「希望の未来」を必要としたかと考えてみると、それは不確実な未来に対する自分自身への問いを明確にするためでした。自分が「どうありたいのか」あまりよく分からないままでは、仕事をしていても、遊んでいても、限られた狭い世界で同じことを繰り返しているだけのようで、このまま時間が過ぎていくのはもったいないな、と感じていたこともあります。

普段も無意識的に未来の結果を意識した「手段的な理由」で物事を選択することが多く、ただそうしたいという「根本的な理由」での決断は少なくなってきている気がしていました。それほど野放しの自由や挑戦、未知なる世界が怖いものだと、今までの教育から学んでいるためです。

毎日の習慣に根付いた思考や行動は変えにくいものである一方で、自分のそうした枠を外していくのも、日々の小さな一つひとつの行動であると感じました。私が問として、「今までの社会で培われてきた価値観を、塗り替えることができるのか」と挙げましたが、「根本的な理由」で物事を選択する行動が増えれば、それは可能なことであると皆様から学ばせていただきました。

若いうちから多くの情報に触れられるが故に考えることばかりが先行し、見えない先の何かを恐れていることが多い今ですが、希望の未来というのは「見えない未来を楽しむ」余裕を持ちながら、自分らしい活動を続けていくことにあると思います。

今回、根本的な理由で自由大学の講義を参加し本当に良かったです。また一緒に色々なお話ができる機会があると嬉しいなと思っています。



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