講義レポート

理論で歩き、理想へ歩く

「未来を歩く姿勢学」講義レポート

理論で歩き、理想へ歩く。この講義に自分なりのキャッチコピーをつけるなら、こんな言葉をつけたいと思います。

そもそも受講のきっかけは、写真で見た自分の姿勢があまりにも悪くかっこ悪かったこと。また、日頃から腰痛や肩こり、外反母趾がひどく整骨院に通っているので、少しでも改善できればと思ったことでした。習い事という印象で、ただ正しい姿勢を学習する、教えてもらうというスタンスだったように思います。

 しかし、この講義はそれだけではない魅力がありました。もちろん知識を学び習得する場面もたくさんありますが、イメージすることの重要性を知る、実際に身体を動かし変化をみんなで感じることができる、それがこの講義の魅力でした。

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初回は自己紹介に始まり、姿勢の悪さが気持ち・身体・印象に与える影響を体験しつつ学びます。2回目では、初回に撮影した写真を見ながら自分達の姿勢の悪いところを客観的に知り、正しい歩き方を先生に教わり実際歩いてみます。この段階で歩くのが楽しく感じてきて、講義の終わりは毎回1時間以上散歩して帰っていました。3回目からは、ヒールも使いつつ更にひたすら歩きます。歩きながら先生に修正してもらい、身体に何が正しい姿勢かをたたき込んでいく。ただし、正しい姿勢を学んだだけでは終わりません。自分がどうなりたいか、どう見られたいかを考え、イメージし、それに近づくための姿勢を学びます。どんな場面で?どんな服を着て?なりたい自分をしっかり描くことが求められたため、見た目に限らず、どう生きていきたいのか、未来の自分にはどうなっていて欲しいかに考えるきっかけになりました。

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身体への負担が少ない正しい姿勢を理論立てて学び、歩く。そして、更にその一歩先、なりたい自分に見せるためにどうしたら良いかを学び、自分で考えながら歩く。ただ学習するのに留まらず、先生から、他の受講生からいろんなモノを吸収できる講義でした。

text:シンシア(村上志桜里



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