講義レポート

外面と内面、両方に変化をもたらしてくれる時間

「未来を歩く姿勢学」講義レポート

足が太い。そして猫背である。なんだか常に疲れている。

整体の先生には「身体がものすごく歪んでいて、それが不調の原因。ギリギリのバランスでなんとか気力だけで保てている身体」と言われる始末。

自分の気力に驚きつつ、整体に通ってわかった不調の原因は、どうやら足に変な負荷がかかっているということ。

姿勢や歩き方を変えれば健康になれるらしい。

でもどうやるのが正解なのだろう?誰か教えてくれる人はいないだろうか。

その長年の悩みからたどり着き、受講したのがこの「未来を歩く姿勢学」。

受講してまず思ったのは、「座学と実践のバランスが良い」ということ。

私は物事の成り立ちや何故そうなるのかを理解した上で次に進んだ方が実践の効率が良く、すぐに実践にとりかかるとつまずくことが多い。

この講義ではすぐに実践ではなく、まず骨の仕組みや、自分の体にかかる負荷はどの程度の重さか、自分の体を映像で見てみるとどうか等、歩き方を改善するために必要な、「何が要因でどのように悪化しているのか」「どのように改善すべきか」をまずしっかり叩き込んでくれる。

そしてそこからすぐ実践、実践、実践。

自分ひとりではなかなか向き合えなかった癖や良くないところを、同じ悩みを持つ同期のみんなと指摘しあいながら「なりたい姿」に向けて努力するのはとても意義のある時間だった。

「同じ悩みを持っている方々」と一緒に取り組めたことが、引け目を感じずに思い切って取り組める大きなポイントだったと、振り返って改めて思う。

また、講義を受けてハッとしたのは、自分が本当に悩んでいたことが「健康に生きるにはどうすればいいんだろう」ではなく、「素敵に魅せるにはどうすればいいんだろう」だったこと。これは自分が歩き方に向き合うまでは気づいていなかった自分の欲求だった。

未来を歩く姿勢学、という名前が付いている理由は、この講義が「単なる歩き方改善」のための場所ではなく、歩き方や姿勢の改善を通して「なりたい自分に近づく」場所だからである。

入口はなんであれ、私のように自分の内面と外面の変化に気付く方は多くいるはず。

自分を変えたいという方に、おすすめの講義。

(第25期卒業生 ひろか)



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