こんにちは！
8月に第1期を開催した「サッカースパニッシュ講義」、いよいよ中級が始まります。
中級クラスをスタートするにあたり、講師の竹澤哲さんから意気込みをいただきました。

『しっかりとパスをつなぎ、ゴールを目指そう』

サッカースパニッシュ初級講座の目標は「ラクに楽しくスペイン語を学ぶ」というものでした。そのためにはとにかく好きなサッカーを話題にして興味を持ち、少なくとも勉強しているという苦痛は感じないで楽しく学ぶことが必要でした。
その目標は十分に達成できたと思いますし、また「少しのスペイン語が分かれば、サッカーをもっと楽しめる」というレベルにも達することができたのではないでしょうか。
　初級講座を終えたとき「スペイン語がもっとしゃべれるようになりたいと、さらに思うようになりました」という言葉を多くの方からいただき、講座を通じてスペイン語に対して大きな関心を持っていただけたことをとてもうれしく思いました。
　そこで中級でとにかく力を入れたいのが「スペイン語」の部分です。
何よりも「スペイン語をしゃべれるようになりたい」という気持ちに応えるために、スペイン語をじっくりと取り組んでいきたいと思います。
すでにモチベーションは十分に高いのですから、スペイン語を楽しんで学ぶためにサッカーがなくてもやれるだけの意欲はあるかもしれません。しかしスペイン語だけを勉強するのなら、従来の語学コースと同じになってしまうので、同講座のオリジナリティをやはりださなければいけません。
　
　
　そこで思いついたのが延長戦を想定してのカリキュラムです。
　
　
最初の90分はとにかく集中力が高い時ですから、主にスペイン語をじっくりとやります。もちろん、サッカーのエピソードなどを多く提供し、集中力を切らさないように努めます。そしてその後の延長（サッカーの試合では30分ですが、ここでは90分を想定しています）は、何かを食べたり飲んだりしながらリラックスして、スペインサッカーをゼミ形式で学ぶというものです。（若干の飲食代はかかってしまいますが・・・。場所は自由大学でそのまま続けます）
サッカーに関しては、今回はさらに一歩踏み込んで、いよいよ11月末に迫ったクラシコを一つのテーマに掲げます。
クラシコをリアルタイムで追いかけていきながら、クラシコの背景や楽しみ方に触れると共に、さらにスペイン人気質やスペイン文化といったものにまで話を広げていくつもりです。
　
　
最終的な目標は、スペインサッカーへの造詣を深めると共に、とにかくスペインへ一人で旅行に行っても困らない会話ができるレベルに到達すること。
　
　
そのためにたくさんの言い回しを覚えてもらいます。なぜそのような言い方になるのか、文法的な理解も必要でしょう。できるだけ相手にわかりやすい表現を使い、的確なパスを相手に送るのです。会話はサッカーのパスと同じで、相手の気持ちを考えて、わかりやすい（受け取りやすい）表現（ボール）を相手に送らなければいけません。
　
　
初級コースではとにかくゴールめがけてボールを蹴っていましたが、でも中級ではしっかりとパスをつないで、ゴールを目指しましょう。
毎回90分プラス90分に耐えられるだけの体力も必要ですが、さらに5回の講座が終了した後、もう1回補講を設けて（12月10日の予定）、中級のレベルに達したかどうかのテストか、あるいはまとめも行う予定です。とはいっても初級の時のように、リラックスして最後まで楽しくがんばりましょう。
講座の実施に関しては、29日を目処に決定しますが、少ない人数でもなるべく実施したいと思っています。ぜひ皆様の参加をお待ちしています。