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様々な種類の仕事が体験できる「仕事旅行」

2011年08月20日(土)

卒業生からぞくぞくと起業家が誕生している「未来の仕事」。1期生の田中翼さんと内田靖之さんが立ち上げ、自由大学もスタートアップの時から応援している「仕事旅行」が今話題です。
8/24(水)朝9:00過ぎからの、テレビ朝日「モーニングバード」の「ちょいチャレなでしこ」コーナーでも島谷ひとみさんが仕事旅行する様子が紹介されるそうなのでチェックですよ。

仕事旅行とは、花屋やカフェ店員（オーナー）、ドッグトレーナーやバーデンダー、はたまた起業家など「憧れの職業／気になる職業」を1-2日だけ体験できるプログラム。実際に憧れの職業を生業にしている人がホストととして旅人（＝お客様）を受け入れます。
仕事は理想だけじゃない、酸いも甘いも、自信や不安も、そして理想と現実をぎゅっと詰めて体験できる、という大人の仕事体験プログラム。これを国内旅行でも海外旅行でもない「仕事旅行」という新しいジャンルとして打ち出していこうという内容そして意気込みです。

そんな仕事旅行の商品ラインナップは今のところ、
・パイロットになる旅(1日間18,000円)
・花屋になる旅(1日間10,500円)
・芸者になる旅(1日間29,800円)
・コピーライターになる旅(2日間27,800円)
などなど、全部で30くらい取り揃えていて、今どんどん増やしているところです。
世の中には様々な職種があります。多くの人は会社員として働いているわけですが、「新卒で入った会社がぴったりの会社という可能性はとても低い」、「どんな組織にも合わせられる柔軟な人もいるが、そうでない人もたくさんいる」、また「転職が当たり前の時代だが、会社員という狭い選択肢には変わらない」といった声も一方でよく聞こえてきます。
そこで『仕事旅行』の出番です。
「未来の仕事」教授の西村琢さんもこのようにおっしゃっています。
憧れの職業、気になる職業を極めて短期間で垣間見ることができるというのは大きなる価値ですし、一方で旅人を受け入れる側としても、自分の仕事について見つめ直すとても良い機会となると思うのです。実際に、僕も何度か仕事旅行の旅人を受け入れたことがあるのですが、それはそれは勉強になります。Teach for learn, learn for teach. とはまさにこのことだと思います。（そもそも自分の仕事に興味を抱いて(そしてお金を払って！)覗きにきてくれる人がいるというだけで、嬉しいですよね）
仕事旅行の旅人の声も続々と増えて来ています。仕事に悩む人も、自分の仕事を通してもっと学びに繋げていきたい人も、旅人やまた旅人を受け入れるホストとしても、仕事旅行を体験すれば、そこからまた新たな世界が広がるかもしれませんね。
この「仕事旅行」という新しいサービスが、仕事に悩む人のヒントになったり、社会にとって良い風を送り込むひとつのチカラとして成長していけるよう、自由大学も応援しています。