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「生き方デザイン学」教授の堀江由香里さんの文章です。
皆さんはじめまして、「生き方デザイン学」教授の堀江由香里と申します。「生き方デザイン学」は卒業後も、受講生同士が定期的に会えるよう、奇数月の第一金曜日を「生き方デザイン学の日」に設定しています。
それぞれが過ごしてきた2ヶ月間の近況報告が主な内容ですが、受講生の中には最近お子さんを産んだ人、独立を決めた人等、様々なライフイベントを迎えた方がいるのも魅力。様々な生き方やライフステージにいる人たちの近況報告も「生き方デザイン学」にとっても大事なエッセンスなのです。
会って近況報告をすることにどんな効果・変化があるのか、と思うかも知れませんが、同じ悩みを持っていて、かつ前向きにその課題を乗り越えようとすることは、ライフイベント前後のキャリアを考えるにあたり、とても大切なことだと考えています。妊娠・出産を機に退職してしまう女性が多い日本で、自分らしいキャリアのロールモデルを見つけるのはまだまだ簡単ではありません。だからこそ、同じような状況にある人、少し前を歩く人、それぞれの今の想いを伝えあうことで、他の人の課題を解決するヒントになったり、自分自身の考えと向き合うことが出来るんではないかと考えています。
実際、「妊娠して仕事が全力で出来ない自分」に葛藤を抱えていた人が、様々な価値観や働き方を実現している女性に出会うことで今の自分に自信を持ち、今は育児に、これからのキャリアに向けて準備を進めています。そんな彼女を見て、また他の受講生が刺激を受けるという循環が生まれています。
「あの人のようにはなれない」ではなく、「この人のここが素敵」「ここだったら真似できる」それらを組み合わせる事で創る「いいとこどりのロールモデル」。既存のものからヒントを得て、自分らしい新たな生き方をデザインする事の楽しさをこれからも伝えていきたいと思います。
講義情報：「生き方デザイン学」 第4期募集中
第1回 8/25(土)10:30-12:00
第2回 8/25(土)13:00-14:30
第3回 9/1(土)10:30-12:00
第4回 9/1(土)13:00-14:30
第5回 9/8(土)10:30-12:00
関連情報：
・他者を知り、自分と向き合い、自分を知る
・自分の仕事・結婚・育児の予想を立ててみる
・ライフイベントでの自分の軸を考える
