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自由のための居場所

自由大学マガジンの人気のコラム、FREE from FREEDOM!
今週は、「社内起業学」教授の望月暢彦さんの文章です。


自由に生きるとはどういうこと? それはいきいきと楽しく生きることだと私は考えます。
アメリカの社会学者レイ・オールデンバーグは著書で、都会で楽しく暮らすには自宅と職場以外にもう一つの場所(サードプレイス)が必要であると述べています。私自身、昨年からもう一つの居場所として自由大学を選びました。参加した授業やイベントは五つ。
「自分の本をつくる方法」「キャンプin仙台」「入門日本酒学」「クリエイティブ都市学」「東北復興学」、どの授業も楽しく受講生の中には複数の授業を受けるリピーターが多いのが特徴的です。これらの授業に共通して言えることは次の三つ。


(1)気づきのヒントがある
(2)思いを共有する仲間がいる
(3)背中を押してくれる人がいる。
自由大学の面白さはそこに集まる人にあります。同じ思いを持てば職業・年齢・性別を超えてすぐに仲良くなれて、その対話の中に新たな気づきのヒントが溢れています。これはまさに自宅でも職場でも得られない仲間と刺激、理想のサードプレイスと言えるでしょう。
私が最初に受講した「自分の本をつくる方法」では、私の特異な経歴(会社員→自営ベンチャー→会社員→社内ベンチャー)から「その経験を授業にしては?」と背中を押され、レクチャープランニングコンテストを経て「社内起業学」が授業になりました。社内起業学ではさまざまな業種の人が自分の思いや企画を持ち寄って意見を交換するなど私自身も刺激を受け学ぶことも多い授業です。
教えながら学ぶ、学びながら教える。居場所や立場を変えることで利害関係から解放され、仕事上の鎧を脱ぐことで素直な自分を見つけ新しい自分をはじめられることでしょう。自ら求めて気づき自分が動くことで道は拓けていきます。
※レクチャープランニングコンテスト
毎月最終土曜日開催の授業の企画コンテスト:誰でも参加可


「社内起業学」 第3期開講決定
教授:望月暢彦 キュレーター:小酒ちひろ
第1回 7/ 8(日) 13:00-14:30
第2回 7/15(日) 13:00-14:30
第3回 7/15(日) 15:00-16:30
第4回 7/22(日) 13:00-14:30
第5回 7/22(日) 15:00-16:30


関連情報:
・個人のやりたいことを社内起業する方法

・いまの仕事に誇りをもって、次のステージを目指す


カテゴリ: ☞ コラム


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