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メルマガコラム「FREE from FREEDOM!」今回はHEARTQUAKE projectによせて。「大きく学び、自由に生きる


大学とはそもそも、校舎も黒板もないところで、学びたい人が集い、自ら探してきた教授に問い、学ぶことから始まったと言われています。
上からの押し付けではなく、自ら求める姿勢こそが、本来の学びの原点。だれが偉いのでもなく、フラット。苦行よりも學ぶ楽しみ、笑いながら學ぶこと。記憶と知識よりもインスピレーションと創造性。そしてそれらがいかに自身の生き方や、働き方に繋がっていくか、ということです。


東京都世田谷に拠点を置く自由大学が新たな学びの場所を作ろうとしている仙台市若林区(※1)という場所には大きな力があります。全てを飲み込む力、新たな生命を芽吹く力、この土地を愛してやまない人々の想いの力、再生・出発の力。今は何もなくなってしまったこの場所から、これからの社会に必要な学びが生まれます。未来に向かうみんなのエネルギーによって様々な学びの種が芽吹き、花が咲くことでしょう。
例えば、自分らしい生き方を問うこと。地域や人々と繋がるコミュニティを形成し、新しい仕事を生み出すこと。土地の声を聞きながら自然をリスペクトし共に生きていくための環境づくり、復興学や農地再生学。鎮守の森の立て直し。お金や経済の意味を今ここでもう一度考え議論すること。アートとデザインで新しいビジネスを創りだすワークショップ。荒浜の魅力を語り合い新たな観光資源と地域の仕事に繋げること。一人ではできないことも、みんなでチカラを合わせれば実現できます。
「大きく学び、自由に生きる」。
この若林キャンパスでは、仙台の若者と東京の若者が肩を組み、若林と世田谷の子どもも大人もお互いに手と手を取り合い、同じ景色を見て、同じ空気を吸いながら、ここでしかできない学びを創り、実践していきます。
※1 自由大学では、HEARTQUAKEprojectの一環として仙台市若林区にベースキャンプをつくり、この夏に、現地で新たな講座企画を実施する計画を進めています。


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