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「わたしをやる気にさせる映画」わたしの本棚

クリエイティブチームの本棚

わたしの本棚

自由大学クリエイティブチームが自分の本棚にあるオススメのものを紹介。今回のテーマは「自分をやる気にさせる映画」です。

 

ジョン・ファヴロー「シェフ 三ツ星フードトラック始めました

一流レストランの看板シェフ・カールは創造性のある料理が自由に作れないことに不満が募り、オーナーと衝突。お店を辞めフードトラックでキューバサンドイッチの移動販売を始めます。他人から見てどうなのかではなく、自分が好きなことを好きなようにするのが生きる喜びなんだ、ということを教えてくれる映画。ラテンのノリでテンポよく進んで行くストーリーに、見終わったあとは自分が大切にしたいことってなんだっけ?と思わせてくれます。(増田早希子)

 

リドリー・スコット「オデッセイ

あなたが宇宙飛行士だとして、もし火星にひとり取り残されたら…自分の運命をなげく?死を覚悟する?主人公のマークは違います。彼は植物学者でもあるので、知識とユーモアを生かしていかに楽しく生き延びるかを淡々と考え実行していきます。彼のミッションは火星でいかに水を作るか、そして植物を育てるか。あきらめたらそこで試合終了です。(花村えみ)

 

デイミアン・チャゼル「セッション

完璧な音楽を求めるあまり狂気じみた指導をする鬼教師と、彼にスカウトされたドラマーの音大生の青年。毎日罵声を浴びせられ、手から血が出てもドラムをたたき、一昔前の体育教師以上の指導が続く。観ているこちらも疲れてしまうほど。そんな逆境の中、終盤に向かうストーリーの盛り上がりは、自分もバンドの一員かのように興奮し、体が熱くなるのを感じる。(佐藤大智)

 

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ジョン・カーペンター「要塞警察 デラックス

明らかに不利な状況で武器を取る以外に選択肢がないとき、キミならどう戦う?謎の狂信集団が、移転業務の終わりに近い警察署を襲い、主人公の警察官が少ない人員と囚人を駆り出して戦う話。警官も囚人もお互い疑心暗鬼のなか戦い始めるが、一人また一人と謎の敵の凶弾に倒れていく。裏切りや心理戦、何のために?が全く分からない恐怖。果たして何人生き残れるのか、それとも…。『アサルト13 要塞警察』というローレンス・フィッシュバーンのリメイク版もあるのですが、ジョン・カーペンター先生のオリジナル版をご覧下さいね。(岡島悦代)

 

フランク・ダラボン「ショーシャンクの空に

冤罪によって投獄されてしまった銀行員が脱獄するまでのストーリーは、有名な作品なので言うまでもない。脱獄までの道のりはもちろんスリルがあって面白い映画なのだけど、投獄という極限状態の中での主人公のアンディがクリエイティビティを発揮し工夫する部分を観ていると、自分も何か工夫をして現状を少しでも自分の居心地の良い環境にしていきたいという気持ちになってくる作品。(岩井謙介)

 


カテゴリ: ☞ コラム


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