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【vol.10 ヴィンテージとの出会い】岩井謙介

鮮度のある學び

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国連大学でのNordic Lifestyle Marketの開催やそのマーケットに合わせたライフスタイルマガジン「a quiet day」の編集、制作、出版などを年4回行っている。そのため年4回北欧諸国を1回の取材や買付で約10日滞在しているので年間述べ40日間滞在しているという計算になるわけだ。もはや仕事なのかプライベートの線引きなど、そこにはないのだが我ながらよくそこまでやっているなという実感がする。

もともとは、ただ単に北欧の雰囲気が好きで色々な場所を訪れてみてみるというスタイルで旅をしていたが、変化があったのは一昨年。ちょうどゴールデンウィークに合わせ、会社の休暇が取れたのをきっかけに北欧に行く準備をしている時に自由大学のファウンダーの黒崎さんから「どうせ行くなら、何かヴィンテージのものを買ってみたら?」と声をかけてもらったのがきっかけだった。そして現地のヴィンテージマーケットやショップに足を運んでみると、ネットやSNSなどで検索して出てくる情報と同じモノが目の前に現れるという状況自体も面白いのだが、それのモノを実際に触れてみた時の感触や色合い、それが醸し出す温かみのある雰囲気などは、実際に手で触れてみないと分からない。この1次情報を体験できることに対して言葉にならない“幸福感”を知ってしまった。

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一番初めに買い付けたフィンランドの陶器ARABIAのTARINAシリーズ

この現地でモノを買うという体験がきっかけで、今度はそのモノをセレクトしている人たちに目が向いてくる。「この人たちは一体どんな暮らしをしているのか?」「日々どんな食べ物を食べているのか?」「どんなことからインスピレーションを受けているのか?」こんな疑問を素直にヴィンテージショップの店主などに聞いていると、色々な情報を教えてくれる。これは世界共通のことなのかもしれないが、ヴィンテージショップには様々な情報が常に集まってくるので、旅先で何か困ったことがあったらヴィンテージショップにいってみて聞くことをオススメしたい。

今もデンマークの首都コペンハーゲンでヴィンテージとそのストーリーをパッキングしている。



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