“民主主義は、政治家がつくるものではなく、選挙で成り立つものでもなく、民衆の意識と日々の生活から生まれるもの。国家や政治家が権力をもつためには僕たちが従う必要がある。従うのをやめて、自分たちが国家になれば、みんなのための国が育つ。”
これはアーバンパーマカルチャーのソーヤー・海さんの言葉。

自分の暮らしを自分でつくる。自分の人生の舵を自分で握る。未来を自分たちでつくる。その個人の動きの総和が国家であり、政治だと思う。正直、一般的な意味での「政治」にはあまり興味がない。あまりにも大きく、あまりにも遠く、僕のout of controlだからだ。

それよりも、僕の半径5m以内で関わる人とのあり方に興味がある。それは、目の前の親しい人とのことだけではなく、近所の人、職場の人、友達、電車で向かいに座っている人が、どうしたらよりHappyになるかの方が気になってしまう。

投票しかしないで、国に不満を言うのは嫌だ。でも、僕のできることは限られているし、僕のエネルギーも限られている。だから、周りの人を主体的な状態にし、仲間を集め、活かし合う関係性をつくろうとしている。自由大学を通して今やっていることは、主体的な状態にするために無意識的に囚われている人の壁をノックしたり、凝り固まった価値観を揺るがす投げかけを自らすることである。

海の向こうの大統領や大企業、グローバル化など見えない大きな力に振り回されるのではなく、自分たちが自分たちで主体的に暮らしをつくる(＝自治をする)ことをしていきたいのだと改めて強く思った。楽しみながら自分たちの手でどんどんアクションしていきたい。

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