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【vol.5 Lady Study Go!(松本海央さん編)】増田早希子

さきこが迫る!素敵なあの人の魅力のヒミツ

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ズボラでガサツな自分を卒業して、素敵なレディになりたい。そんな願いを叶えるため、私の周りにいる素敵な女性にその魅力のヒミツをインタビューする連載がはじまりました。その名も、増田早希子の「Lady Study Go!」。果たして私は素敵なレディになれるのか…!?みなさまどうぞ温かく見守りください。

今回の素敵なレディは「SHOZO COFFEE  STORE」の店長、松本海央さんです。

自由大学のお隣にあるSHOZOのみおさんは、毎日変わらない笑顔で私たちを迎えてくれます。みおさんから笑顔でコーヒーを渡される瞬間、なんだか心が温かくなる。そんな幸せな雰囲気を持つみおさんに、その魅力のヒミツをお伺いしました。


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松本海央(まつもとみお)

栃木県出身。SHOZO COFFEE  STORE(以下SHOZO)店長。栃木県那須塩原市にある「1988 CAFE SHOZO」の創業者・菊地省三氏を叔父に持つ。SHOZOがファーマーズマーケットに出店していた2011年頃よりSHOZOで働くようになり、その後246COMMON、COMMUNE246でSHOZOの店長を務める。


自分が嫌だなと思うことはしない

さきこ 私、SHOZOが大好きなんです。コーヒーももちろんおいしいけど、みおさんやスタッフのみなさんの幸せそうな雰囲気に私まで幸せな気持ちになる。

みお ありがとうございます。

さきこ 私は自分が幸せじゃないと人にも幸せをあげることはできないと思っているのですが、みおさんは自分が幸せでいるためにしていることってありますか?

みお なんだろう…。無理しないことかな。嫌だなって思う人とか、行きたくないなって思うお誘いとかあるじゃないですか。そういうものには行かないですね。

さきこ 自分に嘘をつかずに、正直でいるようにしているんですね。

みお 良く言えば。自分が嫌だなと思うことは全然しないですね。昔からいい意味で自己中って言われます(笑)。

さきこ じゃあ逆に自分の中で好きなものがはっきりしていると思いますか?

みお どうだろう。例えばですけど、私はすごく好きな映画ってないんです。もちろん映画を観ることはあるけど、今まで観てきた中で好きな映画がパッと出てこない。それは映画自体にあんまり興味がないんだなと思って。でも食とか日本の文化は好きだなって思うので、そういうものについては自分でごはんを作ったり、お茶を習ったり、時間をつくるようにしています。

さきこ 自分の心が反応しないものには、いい意味で「まあいっか」という感じなんですね。

みお そうですね。たまには全然違う分野を見たりすることは大切かなって思うんでけすけど、そこまでできてないです。がんばってない(笑)。

楽しそうな大人が周りにたくさんいた

さきこ 大学を卒業して、すぐにSHOZOで働き始めたんですか?

みお すぐにではないですね。大学生の時に1年間NYに留学していたんですけど、留学から帰ってきた時にはもう就活が終わっているタイミングで。もともとスーツが嫌いで絶対に着たくなかったので、まあアルバイトでいいかなと思って。NYにいた時にDEAN & DELUCAの本店がすごくカッコよかったので、留学から帰ってきてDEAN & DELUCAでアルバイトを始めました。大学を卒業してからも半年くらいはそのまま働いていましたね。

さきこ 当時周りの友達は普通に就職していたと思うんですけど、自分の中で「これでいいのかな」という気持ちはありませんでしたか?

みお あんまりなかったかも。企業に興味がなかったんです。でも食べることと人と接することが好きだったので、そういうところで働きたいという気持ちはありました。

さきこ お父さんやお母さんも、アルバイトで働くことに対して何も言わなかったんですか?

みお はい、何も言わなかった気がします。

さきこ 見守ってくれていたんですね。働き方について、家族から影響を受けたことはありますか?

みお 父も母もSHOZOで働いていたのですが、すごく働いてるけど楽しそうだなっていうイメージがありました。スタッフの人たちもしょっちゅう家に遊びにきていたし、小さな頃から楽しそうな大人が周りにたくさんいましたね。

さきこ じゃあ誰に教えられたわけではないけど、周りに流されず楽しいことをやっていけばいいんだなって自然と思うようになったんですね。

みお そうですね、そうなのかもしれないです。頭で考えることがあまり得意じゃないから、感覚で動いていたのかも。

まずは身近な人を幸せにしたい

さきこ SHOZOで働くようになって5年ほど経つと思いますが、これからこんな風にしていきたい、ということはありますか?

みお 昔は自分のお店を持ちたいなと思ったこともあったんですけど、今は全然なくって。SHOZOを盛り上げていきたいなっていう方が強いですね。黒磯の本店はもともと兄弟で始めたお店だし、今も家族を中心に経営している会社。だからこれから私の弟や省三さんの娘さんたちが入ってきたりっていうことがありえるかもしれない。もちろん家族以外も働いているので、SHOZOで働いている方たち含めて、もっと盛り上げてみんなが豊かな会社になっていけたらいいなという気持ちはありますね。

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さきこ まずは自分の身近な人を幸せに、という気持ちなんですね。

みお そうですね。自分の近い人が笑顔でいられたらいいよねっていうのは絶対にあるし、それって自然とつながっていくと思うから。それが相手を幸せにしようって努力しなくても自然と幸せにしてるのかもしれないですね。

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さきこ なるほど〜。私がみおさんから幸せを感じる理由がわかった気がします。

みお 全然たいしたことじゃないです!でも、まずは自分ですね。自分が楽しくいるために誰と付き合うか、何をするか、何を食べるか。そういうことを自然と考えてるのかもしれない。本当に自己中だと思います。

さきこ 自己中って、いいことだ!(笑)


【レディへの格言】

・周りに流されず、自分の心の声に従おう。自分が嫌なこと、無理をしないことが自分を幸せにすることにつながる。

・まずは自分の身近にいる人を幸せにしよう。それが周りにも広がっていく。



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