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【連載vol.4 Study forever, Working together】黒崎輝男

旅から学ぶ、旅を學ぶ

自由大学READY STUDY GO

最近の世界の動きを見ていると、新しい学び方、ではフィンランドやニュージーランドが進んでいて、子供には敢えて、自由に遊ばせて、何か疑問が起きたら、なぜか?を考えさせて、答えはすぐに言はないようにするようだ。ちょうど自由大学でやっているように、何が問題かが問題だ。ということを基本にした学びの組み立てをしているようです。

卒業資格を得て、その結果そのスキルを使って、会社に就職して、仕事をしていくということが世界の情勢から大きく変わってきているようです。大学を卒業して、自分で起業して大成功する例をマイクロソフトやアップルに続いて、Uber,やAir BnBなどで身近に見て育ったアメリカの大学生は働き場所としてシェアオフィースでみんなで助けながら働くという道を選ぶようだ。またサンフランシスコやシアトル、ポートランドやNYのブルックリンなどでの状況を見ていると、都市の農業や、食べ物、オーガニックな思想と新しい仕事の仕方は繋がっていて、Apple,やGoogle, Nikeなどの本社はみな、Campusと言って、ライブラリーやラウンジ、カフェやスポーツ施設が充実していて、仕事と遊び、オフィシャルとプライベイトの壁が低く、いかに自由に、各個人が持っている創造性を引き出し、それを会社の力にしていくかがその会社の実力になっているようだ。新しい発想や、事業展開をどのように創造していくか?ここに集中しているようだ。

先日行ったロスのVenice BeachのGoogle Veniceでも、働く場所の中心にカフェがいくつもあり、皆自由に、好きなものを飲みながら、そして一緒に食べながら意見を交換している。朝サーフィンをしてから出社する人のためにシャワーも完備している。ポートランドのAir BnBのオフィースも、まず行くと何を飲むか?大きなキッチンが真ん中にあって、その周りでみんな仕事をしている。ナイキはデザインチィームのいる場所をキッチンといって、選ばれた人しか入れない。こうした環境があるから、大きな企業でも独創的な発想を引っ張り出していくことができるのだと思う。

しかしその上を行く、独立心溢れる起業家は、シェアオフィースにまずデスクを構えて、ラウンジや、会議室、スカイプルームなどを使って仕事をしている。ここでも大きなキッチンがある。そこで僕らも、永田町にMidori.soを構えて、日本の若者にもこうした状況を提案してみようと思う。目黒区青葉台にMidori.so 1を作り、廃墟になったビルを、みんなできれいにして使うことを始めたが外国人のデザイナーや日本人のクリエイターが一緒に席を並べて、働いている。そしてお昼ごはんをみんなで一緒に食べて、仕事の話や、協力して仕事をしていくことをやっている。これを日本の政治の中心の永田町の古ビルのリノベーションをした、Midori.so 永田町でやってみようと思う。自由大学のアプリ道場をやっている人たちとNeWork Goというアプリを作り、同じ屋根の下、同じ釜の飯を食べて、みんなで一緒に仲良く、力を合わせて、働くことを進めていこうと思う。リスクを取って、新しいことにチャレンジして、新しく事業を始めていく人こそヒーローだと思う。そこで一番大きなことは常に学び続けるという姿勢。

自由大学でも一生学び続けるコミュニティーをリアルな状況をOn Lineを使って作っていこうと思う。印刷媒体の本を作りHuman relationsを大切にして、やっていきたい。こうした多様な事が同時多発的に起きつつある。世界中では如何にクリエイティブに社会を変えていくか?問題意識を持ってやっていく人たち集まっているこうしたシェアオフイースやCo-Working spaceが増えてきた。自由大学で学んでMidori.soで起業する。ということができるといいなと思う。

 

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