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【連載vol.3 Lady Study Go!(岡島悦代さん編)】増田早希子

さきこが迫る!あの人の魅力のヒミツ

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ズボラでガサツな自分を克服して、素敵なレディになりたい。そんな願望を叶えるため、私の周りにいる素敵な女性にその魅力のヒミツをインタビューする連載がはじまりました。その名も、増田早希子の「Lady Study Go!」。果たして私は素敵なレディになれるのか…!?みなさまどうぞ温かく見守りください。

今回の素敵なレディは、自由大学三代目学長の岡島悦代さんです!


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岡島悦代(おかじまえつよ)

大学卒業後、デザイン事務所やレコード会社で雑誌やWEBコンテンツの企画・製作に携わる。地元でカフェを立ち上げ、その後「自由大学」の講義をいくつか受講し、2012年1月より運営に参加。2015年6月より学長を務める。


マイスタンダードを見つけるには冒険が必要

さきこ 岡島さんの魅力といえば、ファッションも髪型も凛とした自分のスタイルを持っていること。どうしてブレないスタイルを持てるようになったんですか?

岡島 髪型も服もメイクも、今に至るまでいろんな冒険をしたかな。今はこの髪型が定着したけど、昔は金髪だったり巻き髪とかもしてたし。一番冒険したのはドレットに近いパーマだった時かなあ(笑)。服もたくさん失敗したよ。ワンシーズンしか着れない服もインパクト勝負で選んでた時もあったし、ショッキングピンクとか派手な色の服を着てた時もあった。個性的でいたかったし、尖っていたかったんだよね。

さきこ 岡島さんがドレット…!想像できない(笑)。つまりいろんなことを試した結果、マイスタンダードを見つけたんですね。

岡島 そうだね。いろいろ冒険して、流行を追い求めることに労力を費やすのは違うなって気付いて、自分に似合うものきちんと探すようになった。それで今のスタイルに辿り着いたかな。

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人を理解しようとすることで知識が深まる

さきこ 内面の魅力で言うと、歴史や古典のことから最新の流行まで幅広い知識を持っていること。普段どうやって自分の中に知識を取り入れるようにしていますか?

岡島 そう?薄っぺらいよ(笑)。でも人でも何でも一筋縄じゃいかないものが好きだから、「この人はどうしてこうするんだろう?」っていうことを考える。興味を持った人がどんな要素を取り込んでるのか予想して、それを調べてるうちにいろんな知識が入ってくるかな。

さきこ 分析癖があるんですね。

岡島 乙女座だからね(笑)。人はまったくゼロから考えることはできないから、何かしらから影響を受けてるはずだと思う。その人が生まれ育った環境とか、何を学んできたとかね。そういうものを探るのが好きかな。たぶん、人を深く理解したいんだと思う。

無理をしないことが柔軟性につながる

さきこ そして岡島さんの最大の魅力は、誰にでもフラットに接するしなやかで柔軟な姿勢。その姿勢はどこから生まれているんですか?

岡島 これは今学長をやっていて気付いたことなんだけど、私は人を勇気付けてぐいぐい引っ張るリーダータイプじゃない。それに悩んだこともあったけど、無理してやるとやっぱり失敗するんだよね。

だから私はみんなのいいところを引き出しつつ、それとなく向かう方向を示すようなやり方の方が合ってるんじゃないかっていうことにある時気付いた。その方が自分も無理なくやれるし、みんなも主体的になれるから。良い音を引き出して調和させるオーケストラの指揮者のようなスタイルで物事を進められるのが理想かな。

さきこ 「こうじゃなきゃいけない」に自分を当てはめるのではなく、思い込みを捨てて自分らしくいられるスタイルを探すことが柔軟な姿勢につながっているんですね。

岡島 あとは自分も上から強く「これをやれ」って言われるのがすごく嫌いっていうこともあるかな。そう言われるとすごく反発しちゃう。

さきこ 柔軟な姿勢の中にも反骨精神があるんですね。

岡島 反骨精神はけっこうあると思う。前例がない、とか言われるとカチーンと来るよね。封建的な組織も向いてない。思ったことが言えないと、窮屈に感じちゃう。面接で『キミはキレたら何かしでかしそうだね』って言われたけど、その人は人を見る目があったと思う。結局、面接に受かったけど一件おっとりしてそうだから、楯突いて驚かれることもあったよ。

さきこ ファッションや髪型と同じで、仕事も「これじゃない」っていう経験もたくさんして、自分らしくいられる仕事に辿り着いたんですね。

岡島 それはあるかもね。

さきこ そして最後に…みんなが気になっているであろうことを私が代表して聞きます。岡島さん!一体おいくつなんですか?

岡島 41歳だよ〜。

さきこ アンビリーバボー!!!!

 


【レディへの格言】

・自分の納得いくスタイルを見つけるまで、失敗を恐れない姿勢を持とう

・思い込みを捨てて、自分らしくいられる仕事のスタイルを探求しよう



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