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【vol.1 思考の旅】岩井謙介

鮮度のある學び

 

自由大学READY STUDY GO

大人になった時ふと感じることの一つが、「クリスマス」前のあのワクワク感はいったいどこに行ってしまったのだろうかということ。それは、大人になるにつれ、色々と経験することで、“お決まりの”や“定番の“といったことから体験することへの新鮮味が次第になくなってしまうというせいなのかもしれない。

このワクワク感や期待感の鮮度を保つことについて、旅になぞらえて2つの方法を考えてみたい。一つ目が、「自分の環境を思い切ってかえてみること」。常に自分の環境を客観視して、いっそその環境ガラリと変えてしまう。そうすることで、いまとは異なる状況が必然的に生まれ、新たな方法や考え、アイデアが湧いてくる。これを簡単に実現出来る方法が、「旅」というわけだ。

まだ見ぬ地へ一歩足を踏み入れる時の感情は、なにものにも変えがたいだろう。けれど、毎回同じ場所を旅したり、その勝手が同じだと、どうしても新鮮味がなくなってしまうのではないだろうか。同じルートの飛行機の移動を繰り返せば、その場所のセキュリティーチェックの”癖”だって、見抜くことは容易なはずだ。では、二つ目はというと、「考えるための視点や方向性を大きく変えてみるということ」をすすめたい。いわば、「思考の旅」とも言える。

こういう話がある。普段何気なく道を歩いていると、「黄色の車」なんて走っていないと思いがちだが、その「黄色の車」という視点で街を見てみると、日に2、3台は見かけるのだそうだ。この視点を変えて世の中を見ることで、情報の鮮度が毎回変わってくるはずだ。つまり物事の鮮度を保つためには、体も思考も動き続けることが共通点としていえる。川の水だって流れがあるから綺麗でいられるもので、水が溜まっている状態は、平穏だけれど次第に澱んできてしまうものだろう。
さて、最近、あなたは學ぶことでワクワクしていただろうか?あなたの學びの姿勢に澱みはないだろうか?

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