ブログ

【自由大学マガジン vol.150】「占い」を問い続ける|國武亜紀

メールマガジンコラム FREE from FREEDOM!

free from freedom

隔週で発行しているメールマガジン「自由大学マガジン」の人気のコラム、FREE from FREEDOM!そのバックナンバーをお届けします。


まずは私が実践者であり続けること。

この原稿を私が書くのは2回目である。
前回2012年10月に書いた原稿は、こんな書きだしだった。
「自分軸をつくる占いも11月の開講で12期となる。12というのは占いの上でも、暦の上でもひとつのサイクルの完成を表す」
2回目の今回、「自分軸をつくる占い」は24期を迎えようとしており、12のひとつのサイクルを2周したことになる。

この講義を立ち上げたのは、占いに依存して人生を明け渡してしまう人を少しでも減らしたいと思ったからだ。それに、占いはうまく使えばなかなかに面白いツールなのである。
占いを知った小学校のころから、一人こつこつと学び、研究し、自分の人生でトライ&エラーでデータを集め検証してきたというのは結構稀有な存在だと業界を見ていても思う。
自由大学でもたびたびいろんな方が発信している「問い」への姿勢というのは、占いというなかなかの支配力と強制力を持ったコンテンツに対峙するのに大切なものだったと思う。

ずっと肩書を持たなかった私に教授という肩書が付いたのも言い得て妙である。
教授と言うのは自分で研究し、問いをたて、検証し、結果を収集し、考察していくというサイクルを何度も繰り返すことで、自分自身のなんらかの答えみたいなものを導き出した人であると思っている。
そして、今もなお、絶えず問い続ける人であると思う。少なくとも私の姿勢として。

ちなみに私は、自由大学と同じ2009年に会社を辞め、独立している。
私にとっていわゆる大殺界ど真ん中だった。知っていてやった。
今、7年目。お陰様で順調である。死んでもないし、むしろ、翌年この自由大学の講義が始まり、その翌年、出版もした。今年は結婚もして幸せである。
まぁ、そのうち死ぬかもしれないが、人間は誰でも死ぬ。
それを、大殺界に起業したせいだ!と言われても・・・どうなの?
ちなみに、占いは当たらないと言っているわけではない。使い方の問題なのだ。

占いでどんな結果が出ようとも、使うことはできる。
どんなにどん底にいても、その人の自分軸さえしっかりしてれば大丈夫と言ってあげられる。
ダメなときはダメとも言う。それは私の役割において。
でも、自分の人生を生きるのは自分だ。自由にしていい。自分の役割において。
ちょっとの勇気をもって、踏み出せばいい。

[text:國武亜紀]
自分軸を作る占い 教授

[自由大学マガジン vol.1462015/12/23]



関連するブログ