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We are Music

黒崎輝男/自由大学ファウンダー

We are Music 自分が音楽だ
We are Television 自分自身がテレビだぞ
We are Freedom 我々は自由そのものだ

今迄は自分は音楽が好きだ、とか自分自身はテレビを好く見る、とか我々は自由だとか考えてきた。しかしここにきて、自分と音楽の距離が一体化して、自分そのものが音楽である、とか、自分自身がテレビや映像である、とかそして、自分自身が自由そのものである様な意識が目覚めてきた様に思う。

Free School:自由大学は、自由な大学であり、講座も教授も自由に作れて、自由に自分の意志で参加することができる。School for Freedom:自由大学は、自由を獲得する為の学びの場であり、自由の意識、自由な感覚、自由な思想を學ぶ場所である。

現代の自由主義社会は、自由、平等、博愛、という3つの原理を大切にしながら、民主主義で多数決の意思決定で社会の重要なことが決められていく、と言われてきた。しかし社会は窮屈なことがいっぱいあり、決して自由ではなく、いろいろなことに囚われた犯罪が沢山起きている。一体、自由に生きて、自由に働き、人々の自由の為にある社会は存在できるのだろうか?

そもそも、自由だと考えるから面倒くさくなるので、普通に、何も考えずに生活して行けば好いのではないか。とさえ思う。そうして行くとまた、面倒くさく、普通でないことが起きてしまう、と言った閉塞感が溢れている。

さて、こういう時代にどう生きて行くか?今迄、学校や社会や、親が言う価値観にしたがって、真面目に生きてきたとすると此の局面に対して、一回しかない人生をどのように持って行くか?ということに成る。そこで少し間を置く、ギャップを置く。

そして、學び直してみる。Gap yearを自分なりに設定して、今迄の學びの価値観を洗い直してみる。そう言うことが必要になってくる。そこで自由大学が機能する。そうするとI am myself. We are ourselves.自分は自分だ。という自分を取り戻すことを意識することが始まる。

これから、We are Music.自分が音楽そのものの様に生きて行く自由を少しずつでも取り戻す努力が始まる。

【text:黒崎輝男/自由大学ファウンダー】
自由大学創始者。スクーリング・パッド、青山でのFarmer’s Marketや246Commonなど、東京の今をつくるプロジェクトをいくつも仕掛けている。



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