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みんなのgap year vol.01(2/2)

FREE from FREEDOM

FREE from FREEDOM

隔週で発行している「自由大学マガジン」の人気のコラム、FREE from FREEDOM!今回は卒業生インタビュー。

自由大学に通うのはgap yearを過ごすことと似ている。ずっと走り続けてきた道。会社と仕事との往復。そんな毎日からふと立ち止まって、人生をもう一度自分の側に引き戻す。そんなふうに自由大学でgap yearを過ごしている人たちに話を聞いた。一人目は脱藩学の卒業生であり、現在同講義のキュレーターを務める堤綾香さん。今回は後編です。

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堤さんは脱藩学がきっかけで「こうしなければならない」という自分が勝手に決めていたあるべき姿に気づいたという。次に動いたのは「生活を見直すこと」。思い返せば、丁寧な暮らしが大切にしたいテーマとして、ずっと自分の中にあった。「ほんの少しの気配りで、毎日のことをさり気なく素敵に」というキャッチコピーにピンときて、朝ごはん学を受けてみた。

そこで出会ったのは朝ごはんを軸にして身の回りのことを大事に楽しんでいる仲間たち。毎朝FBグループには素敵な朝ごはんが投稿される。何を食べるかだけでなく、器やスタイリングにこだわったり、パン屋さんの情報を交換しあったり、食のアンテナがぐんぐん広がり、それは今でも継続中。美味しい朝ごはん情報があれば仲間と食べに行ったり、家で朝ごはん会を開いたり、1人ではできない朝ごはん体験も広がっている。

暮らしは豊かになったけど、仕事では自分は何ができるのだろう。プライベートの楽しさをどうやって仕事にもってくるのか。そのヒントはアメーバワークスタイルにあった。ここでは新しいワークスタイルを実験する仲間たちとの出会いがあり、卒業後もずっと実験は続いている。自分自身も脱藩学キュレーターとしてデビューしたところ。自分の変化にはいつも講義の仲間との出会いがあったから、いまは講義のコミュニティをどうつくっていくかに興味がある。

でもそんなことに気づいたのも最近だ。2012年の夏に脱藩学で「まずは行動すること」の大切さに触れて、行動を積み重ねてきた結果、振り返ってみると、キーポイントで仲間の後押しがあった。途中、参加したキャンプin仙台で感じた一体感。忘れられない体験が自分の叡智になって、次のやりたいことにつながる。「こうあるべき」よりも「心地よさ」。行動することが自分を自由にすることに繋がっている。

[自由大学マガジン vol.101 2014/2/5]


カテゴリ: ☞ コラム


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