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みんなのgap year vol.01(1/2)

FREE from FREEDOM

FREE from FREEDOM

隔週で発行している「自由大学マガジン」の人気のコラム、FREE from FREEDOM!今回は卒業生インタビュー。

自由大学に通うのはgap yearを過ごすことと似ている。ずっと走り続けてきた道。会社と仕事との往復。そんな毎日からふと立ち止まって、人生をもう一度自分の側に引き戻す。そんなふうに自由大学でgap yearを過ごしている人たちに話を聞いた。一人目は脱藩学の卒業生であり、現在同講義のキュレーターを務める堤綾香さん

堤さんはこれまで脱藩学、朝ごはん学、アメーバワークスタイル、質問学、キャンプin仙台、キュレーション学と6個の講義を受講してきた。講義を受けるときはいつもインスピレーションだという。その時々で自分の中でテーマになっていることと、講義のキーワードがまるでパズルのようにピタッとはまる瞬間がある。その瞬間がきたらGOだ。

こうして受けた6個の講義だが、最初に受けたのは脱藩学だった。自分がやりたいこと、向かいたい先がわからない毎日。トンネルの中から抜け出せない日が続いていた。そんなときに高校時代からの友人で今では脱藩学のキュレーターを共に務める吉永隆之さんから教えられたのが自由大学だった。「自由大学には面白い人がいっぱいいるよ。」自分の殻がなかなか破れなかったとき、一番に響いたのが「脱藩学」だった。

「脱藩学で印象に残っているのは同期の坂尾君(彼は卒業後、『TOKYOコーヒーライフ』の教授となる)の『まずは動くこと
ですよ』」という言葉。脱藩学では自分の一歩先行く人に会いに行ってインタビューをするのですが、その行動がまさに私にとっての第一歩となりました。」インタビューの相手には、まだ脱藩の過程にある人を選んだ。より自分に近い人に話を聞く方が自分の行動に繋がると思ったからだ。

インタビューで出てきたのは、「めちゃくちゃ動いた時期があった。行動量を増やすと、思考より先に感性でどう感じているのかがわかるようになる。」という言葉。ピンときた。どうしたら自分の殻を破れるのか。知りたくてもがいていた自分。その自分の行動が引き寄せた言葉だった。

もともとは感性で動くタイプという堤さん。仲間の一言と行動が繋がって、トンネルの中から抜け出し、感性に耳を傾けることを再び自分の元へ引き寄せた。そんな彼女が次に選んだのは「朝ごはん学」。これまで受けた講義を振り返ると、一つの軸が見えてきた。それは何なのか。続きは次号で。

[自由大学マガジン vol.100 2014/1/22]


カテゴリ: ☞ コラム


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