講義レポート

旅での学びにゴールを決めるとインプットも進化する

「じぶんスタイル世界旅行」講義レポート

こんにちは。じぶんスタイル世界旅行キュレーターの武谷朋子です。第2期受講生の劉亦天さんから講義レポートが届きました。今年の8月から世界一周の旅に出る劉さん。旅での学びにゴールを決める、そうするとインプットや旅の計画そのものが進化するという学びをまとめてくれました。

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社会人4年目がまもなく終わろうとしているタイミングで「今後、自分は何をしたいのか?」と悩んでいました。ありがたいことに勤めている会社では仕事内容も人間関係にも恵まれ、不満もなく安心できる環境でした。ただ、何かが物足りない。モヤモヤする中で、20代にしかできないことをやってみたい気持ちが少しずつ強くなっていきました。とても安易な発想だと今では思いますが、「20代にしかでいないこと=世界を旅すること」というアイディアがふと降りてきたのです。できれば休暇を利用して旅をするのではなく、最低でも1年をかけて世界を旅してみたいと。旅の情報を集める中で「じぶんスタイル世界旅行」の講義を知り、受講することにしました。

写真_劉

学びのゴールを決めることで、旅の計画が飛躍的に進化する

講義の内容は私の旅の計画を飛躍的にレベルアップさせてくれました(受講前は旅のテーマもなく、とりあえず現地に飛び込めばなんとかなる!と考えていました…)。教授の森川寛信さんは海外旅行の経験が豊富なだけでなく、人生にインパクトを与える旅づくりのプロです。例えば、講義の中で「自分の強みを生かした旅を作るワーク」があります。自分の得意なことを旅の軸に置くことで、ただの観光で終わらず、次につながるオンリーワンの経験が得られます。私の場合は教育の仕事をしているため、「旅×教育」という切り口でコンセプトを作っていきました。世界各国の教育系NGOやNPO、ベンチャー企業がどんな手法で教育課題を解決しているのかを学ぶ旅です。旅のコンセプトを練る中で、教授森川さんの「何をもって学んだか?」というアドバイスが非常に役立ちました。学んだという状態は曖昧であるため、明確なゴールを設定したほうが有意義な学びにつながるというアドバイスでした。そこで、各教育機関からの学びをブログに記録し発信することで、「学んだ状態=ブログで学びをアウトプットできる状態」と学びのゴール設定をしました。

じぶんスタイルでオンリーワンの世界一周の旅へ

2015年の8月から世界一周の旅に出ます。目標は1年間の旅で全大陸の教育機関を最低24箇所取材すること。取材のノウハウを習得するために、出発までの間に日本の教育機関をいくつか取材する予定です。現在ブログを準備中で、旅での取材記録もブログに書いていきたいと思っています。このブログを通じて、多くの方に教育に興味を持ってもらえたら嬉しいです。今回の旅はおそらく人生最大の自己投資になります。オンリーワンな旅を通じて自分を大きく成長させ、教育にさらに貢献できる人になれるよう、この世界一周の旅を楽しみたいと思います。

→ 劉さんのブログはこちらです。

text:「じぶんスタイル世界旅行」第2期 劉亦天さん / photo : 武谷朋子さん



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