講義レポート

自分のやりたいことで世界と繋がる旅をつくる

「じぶんスタイル世界旅行」第1期講義レポート

じぶんスタイル世界旅行キュレーターの武谷朋子です。

10月より新講義「じぶんスタイル世界旅行」がスタートしました。この講義では、ありきたりな旅ではなく、自分のやりたいことを軸に、世界を舞台に自分が主役で楽しむ「じぶんスタイルの旅」について考える講義です。

教授は大手ゲーム会社に勤務しながら、世界最古の球技「スポールブール」日本代表として活躍し、仕事・日本代表そして個人としても世界中を飛び回る森川寛信さん。学生時代から旅を始め、アフリカでゲストハウスを建てたり、世界一周新婚旅行をしたりと、ユニークな旅の経験を持つ方です。

第1期は、これからじぶんスタイルの旅をしてみたいという方から、個人旅行はしているけれど、旅のスタイルを見直してもっと自分らしい旅をしたい!という方まで幅広い方にご参加いただきました。

講義の第1回は「じぶんスタイル世界旅行」とは、どんな旅なのかについて。教授の森川さんが初めて行った中米の旅で感じた、「見どころを巡る観光」や「バックパック片手にさまよう放浪」への違和感から、じぶんスタイルの旅を考えるきっかけになった話や、「世界一周新婚旅行」など、これまでのユニークな旅の話がありました。

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第2回・第3回の講義では、自分が旅でやりたいことをベースにした具体的な旅づくりが始まります。

旅づくりといっても、日程や行き先から考えるのではなく、出発点は「自分のやってみたいこと、好きなこと」から。自分のやりたいことリストから世界とつながる「旅軸」を見つけていきます。自分だけでなく、教授やキュレーター、そして受講生同士で楽しく積極的な会話が繰り広げられました。アイデアを膨らませながら自分の中の共通項や軸を探っていき、旅軸が見えてきたら、今度はマップに落としこんでみます。世界地図に自分のやりたいことを書き込んでいくと、やりたいことが世界のどこでできるのかが可視化できるので、より具体性が増してくるのです。時間や予算じゃない、自分の旅軸の視点でどんどん書き込んでいった世界地図を見ながら、みなさんの表情にも変化が現れてきました。

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第4回は「働きながらでもできる旅のつくりかた」がテーマ。

教授もキュレーターも働きながら10年以上旅を続けてきました。どうしたら働きながらでも旅をすることができるのか?具体的な手配における知識や知っていると便利な旅の情報などをシェアしました。自分のやりたいことを旅軸とするならば、このスキルは「旅力」。考えた旅を具体的に実現するための大事なワザです。

そして最終回となる第5回は「じぶんスタイル世界旅行 発表会」。これまでに考えてもらった旅をひとりずつ発表していただきました。自分のやりたいことをベースにしている旅は、本当に個性的な旅ばかり。発表するだけでなく、プラスアイデアがでたり、アドバイスがあったりと、とても盛り上がりました!

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旅は実際に行ってこそ楽しい。だからこの講義は、講義が終わった後がスタート。すでにキュレーター・受講生あわせて3名が海外に旅立ち、今後も旅立つ方が続々と。またみんなで集まった時に、じぶんスタイル世界旅行に出てみた感想を聞くのが今から楽しみです。

舞台は世界。主役は自分。

国境から自由になって、じぶんスタイル世界旅行を楽しみましょう!

text:Tomoko Taketani



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