講義レポート

著者デビューへの道も一歩から

「出版道場」卒業生の活躍レポート

出版道場」キュレーターの岡島です。秋もすっかり深まってきましたね。「出版道場」では、商業出版のしくみを理解し、著者デビューするための実績づくりに力を入れています。専門家としてメディア露出をする機会に恵まれれば、著者デビューした時にヒットする確率が高まるからです。チャンスを掴むには行動の成果を積極的に発表することです。その行動が実を結んだ卒業生から、嬉しい報告が届きました。

介護専門書に「世田谷災害ボランティア」の取り組みを紹介
4期卒業生 富田チヤコさん

富田さんはフリーランスライターで、管理栄養士の資格を生かし「健康」「栄養」の視点から、カタログのコピーや食に関するコラムを執筆されています。レシピ企画・栄養監修なども行っている方です。地域のボランティア活動にも積極的に関わっていらっしゃいます。

世田谷災害ボランティアセンターの一員として、石巻・女川町の被災地に住む障害児者たちや関わった人たちの証言から、地域コミュニティについて考えることができるものを形にしたい、という思いで受講されました。

当初、富田さんは書籍出版を考えていましたが、「活動の成果や、専門職ボランティアのことを広く知って欲しいのであれば、まずは書籍化にこだわらず発表するチャンスを掴んでいった方が良い。」と鈴木教授からのアドバイスがありました。それを忠実に再現された成果ですね。

富田さんがインタビュー・構成された記事は「訪問看護と介護」9月号に掲載されています。来月号では、女川町の福祉避難所の取組みが掲載予定です。

 

 

“城メグリスト”として書籍デビュー
1期卒業生 萩原さちこさん 

10月5日に「わくわく城めぐり ビギナーも楽しめる〈城旅〉34」(山と渓谷社)が発売されました。受講当初から“城好き”を公言されていた萩原さん。日本人の知恵、文化、伝統、美意識、歴史のすべてが詰まった日本の宝に虜になり、城めぐりがライフワークになったそうです。

「お城のことは興味あるけど、歴史はちょっとニガテで…」という方でも大丈夫。萩原さん独自の指標やコラムが親近感を抱かせてくれます。萩原さんの「歴史を知らないとダメ、難しいなどの固定概念の壁をなくして、たくさんの人に気軽にお城歩きを楽しんでもらいたい」という想いが詰まった1冊です。

秋の行楽シーズンはお城めぐりで決まり!
わくわく城めぐり ビギナーも楽しめる〈城旅〉34



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