講義レポート

募集開始後、数日で満員になってしまう、人気講義『セルフメディア学』の2期がスタ−トしました。その初回をアシスタントの鈴木麻里子さんがレポートしてくださいました。
「これからは個人が主役になる時代だと肌で感じる」という教授の安藤美冬さんは、7年間勤めた出版社を退職後、現在はフリーランスで活動。徹底したセルフブランディングと、twitter・ブログ・Facebook、この3つのソーシャルメディアそれぞれを役割別に使いこなし、今では営業することなくソーシャルメディア経由メインで仕事のオファーを受ける、まさにセルフメディアを味方につけた生き方をされています。
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そんな安藤さんのもとで、セルフメディアの海に飛び込む22名のメンバーの皆さんは、会社員・ブロガー・ミュージシャン・塾講師・デザイナーなど職業も、そして年齢もさまざま。ソーシャルメディアの可能性をすでに実感されている方から、休眠状態、これから登録するという方も。「IT音痴で、ついて行けるか、ちょっと心配…」と不安げな表情の生徒さんに、「それは腕がなりますね」と安藤さん、笑顔でさらり。不安を期待へ変えるひと言にホッと一安心。
第1回目は『自分がメディアになる』とはどういうことか。セルフメディアをどう活用し、自分に興味を持ってもらいフォロワーを集めていくためのノウハウを学ぶ、という初回から非常に濃い内容。ソーシャルメディアの専門家だったわけでなく、安藤さんご自身がトライ&エラーを繰り返し、蓄積したノウハウと研ぎすまされた感覚から紡ぎだされる言葉は説得力があり、あっという間に時間が過ぎていきます。
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「縛られすぎず、かつ、たった一人の個人でもない、組織とも個人ともゆるく繋がり続ける『サテライト(衛星)のような生き方』が、変化の早い時代のリスクヘッジや精神的な安定にもなる。」そんな新しい生き方を可能にするソーシャルメディアの可能性を感じられた第1回目でした。
授業での興奮覚めやらないまま、懇親会へ突入。自分をもっと発信したいというパワフルな仲間達。教授からはもちろんのこと、生徒さん同士の間でも多くの自己発見や学びがあることも楽しみです。
さぁ、これから5週間、どんな劇的な変化が訪れるのか、注目です。


講義情報:
「セルフメディア学」 教授:安藤美冬 キュレーター:和泉里佳



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