講義レポート

ソーシャルメディアを自由自在に使いこなし、自分を広く世の中に伝えていこうという「セルフメディア学」から講義レポートが届きました。受講生の方が毎回それぞれの視点でまとめてくださっているレポート、今回は鳴釜優子さんがまとめてくださいました。
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「セルフメディア学」第3回目の講義は、「情報を発信し、人を巻き込む」というテーマで、Twitterから女子による、女子のためのラン祭り「Run Girl Night」を企画・実現された影山桐子さんが講師にお越しくださいました。
現在は、フリーのエディターと社団法人ランガールの代表との2つの顔を持ち、本業のエディターで収益を出しながら、ランガールに7,8割のパワーを割いているという「お金を稼ぐ時間」と「やりたいことをやる時間」を両立している影山さん。


2009年11月25日に「駅伝大会、作りたい!来年の目標!」と影山さんが初めてツイートしたその日から、仲間が集まり、協賛企業があつまり、タレントが集まり、ランナーが集まり、企画が急速に音を立てて進んだそうです。
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Twitterというソーシャルメディアをどのように活用して、そこまで大きな企画を実現にしたのか?「前例がないから無理」と周囲から言われ続けた企画を大成功に収めたその秘訣はどこにあるのか?「人を巻き込むために心がけた10のこと」という内容でお話くださいました。
特に、印象的だったのは『信頼されるメジャー感を演出すること』というタイトル。メディアのエディターでもある影山さんならではの発想で、いかに「趣味っぽく見せないか」を意識して、HP制作、企画骨子をつくったとのことでした。大手スポーツメーカーがこぞって協賛になった理由がわかった瞬間でした。
(参考)2010年9月4日の開催までの奇跡はこちらをご参照ください。
影山さんがTwitterを始めた理由は、誕生日にiPhoneを購入し、友人に進められたからというもの。特にTwitterで何かをしかけてやろう!と利用したわけではなく、あくまでなんとなくのユーザから始まったというから驚きでした!!これぞソーシャルメディアのパワーですね。


【講義データ】
セルフメディア学 教授:安藤美冬 キュレーター:和泉里佳
次回日程:火曜日 19:30 – 21:00 11/8, 11/15, 11/22, 11/29, 12/6(全5回)



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