講義レポート

個性と季節感でつくるスペシャルおうちパーティー

「おうちパーティー学」講義レポート

こんにちは、学長で「おうちパーティー学」キュレーターの和泉里佳です。おもてなしと場づくりを実践で学ぶおうちパーティー学。恒例となった飯野教授のご自宅におじゃましての最終回実践おうちパーティーで私たちのゴールデンウィークはスタートしました。その様子をレポートします。

おうちパーティー学に教科書はありません。おもてなしの心をどう自分なりに形にしていくのか?飯野教授やゲストのけんたろうさんにたくさんのヒントをもらいながら、個性×創意工夫をみんなで研究していきます。自由大学の講義は双方向型なので、毎回集まるメンバーによって講義の雰囲気が変わってくるのですが、おうちパーティー学は特にその化学反応が顕著に現れていて、最終回の実践おうちパーティーはまさにその集大成。さて、今回はどんなパーティーになったのでしょう?

今回は女性ばかりのクラスだったのですが、テーマは「こどもの日」と「おうちの人にもおすそ分け」に決定。子どもの頃絵本で見て食べたかったもの、子どもの頃大好きだったもの、生まれ育った土地の味、いろいろなインスピレーションを受けて、各自1品持ち寄ったりその場で一緒に作ることにしました。そしてこのおうちパーティーの楽しさを家で待つ家族にも持って帰れるように、お弁当の要素も盛り込みながら、自慢のおにぎりを持ち寄りました。もちろんおうちパーティー学恒例の持ち寄りホールケーキも。

地元の味「広島風お好み焼き」を作ったり、子どもの頃そだったスウェーデンの郷土料理「ヤンソンさんの誘惑」にチャレンジしたり、お母さまと一緒に自家製薫製を作ってきたり、はたまた子ども時代必ず一度は憧れるマンガ肉「ギャートルズ風骨つき肉」をアレンジしたり、大阪名物ミックスジュースをその場でつくり、子どもの頃からの大好物の唐揚げに初挑戦してみたり、けんたろうさんのキッシュを作ってみたり、クッキーを立体的に仕上げてみたり、関東風vs関西風の卵焼きあり、宮城のはっと汁、名古屋風味噌おでん、こいのぼりピンチョスに酒粕ディップ、ミニ野菜の収穫と、みんなのアイデアが爆発し融合した、女性ならではのスタイリッシュなパーティーになりました。
もちろん、飯野教授とけんたろうさんの素晴らしいプレゼンテーションも。その辺りの詳細は飯野教授のブログけんたろうさんのブログで紹介いただいているので、そちらを是非ご覧ください。

今期は春からちょうどゴールデンウィークに差し掛かった期間だったので、テーマで季節感を出したり、受講生にガラスアーティストの方がいらっしゃったので、彼女の作品を使って盛りつけをしたり、料理上手の人が多かったのでレベルの高いお料理もあり、シンプルだけど楽しめるものありと、偶然のように出会った個性と個性が上手にマッチして1+1=2以上の成果が出た素晴らしいおうちパーティーになりました。
「呼ばれたら呼び返す」がおうちパーティーの基本。今回のチャレンジを自信に繋げて、これからもおうちパーティーの輪が広がっていきそうです。
次回第4期は、6月の金曜日に開催予定。次回もどんなメンバーが集まり、どんなパーティーがつくられるのか今から楽しみですね。

 



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