講義レポート

出版はあくまでひとつのツール

「出版道場」卒業生レポート

こんにちは。「出版道場」キュレーターの岡島悦代です。「出版道場」では、デビュー作からヒットを出すためのノウハウを公開していますが、鈴木収春教授が力を入れていることのひとつが、メディアに露出するための戦略を伝えることです。

発信力が強くなれば本の出版・ヒットも容易になりますし、それを見た人から、勝手にいろいろな話がくるようになります。もちろん、すでに年内の出版に向けて原稿を執筆中の卒業生もいますが、今回を皮切りに、卒業生たちのメディア露出や活躍も定期的に少しずつ紹介していきたいと思います。

■大手レシピポータル「レシピブログ」で連載スタート!
フレンチシェフ・小宮太郎さん

 

第4期卒業生のフレンチシェフ・小宮太郎さんは、シリーズ累計70万部の「syunkonカフェごはん」など、ベストセラー本を出版しているレシピブロガーが多数参加する「レシピブログ」にて、公式連載「小宮太郎のおうちでお気軽フレンチ」がスタートしました! 実は人気レシピブロガーによるレシピ本は、ベストセラーの定番中の定番。これでアクセスが急増すれば、デビュー作がベストセラーになる確率は格段に上がります。

また、小宮さんは5月16日から個室レストラン×料理教室「Chef’s Table by Taro Komiya」も開催。ちなみに、この教室には鈴木教授と「出版道場」ゲスト講師の古家政吉トレーナーが一般生徒として参加することになっています。知らない分野では素直に弟子入りするのが「出版道場」カルチャーなのかも!?

「出版だと最低でも日本全国5000人にお金を払って読んでもらうことを考えないといけないけど、教室なら数人からでも開講することができる。出版はあくまで手段でありツールのひとつなので、誰かに伝えたい有益な情報や技術を持っているなら、出版に固執せずにまずは教室をやって反応を見ていくのはいい手だと思っています。実はそれが、急がばまわれではないですが、出版への近道だとすら感じています」(鈴木教授)

小宮さんの料理は、味はもちろん見た目もとっても素敵なので、料理に興味がある方は、ぜひ男女問わずチェックしてみてくださいね。写真を見るだけでも楽しいです。

■メディア露出が次のメディア露出を呼ぶ!?
原田左官工業所・原田宗亮さん

もうひとり、卒業生の動向をご紹介。誰もが知っている有名施設の左官も手がけている第2期卒業生の原田左官工業所・原田宗亮さんは、もともとテレビ露出なども多い方ですが、4月23日に発売された月刊誌「ゲーテ」2012年6月号(幻冬舎)にも登場!”「24時間仕事バカ!」のチカラめし”という、仕事人間を支えるパワーフードを紹介するコーナーで、チョーヤ梅酒会長・金銅幸夫さんなどと並んで、東京・千駄木の「鰻と地酒 稲毛屋」の鰻ひつまぶしを紹介しています。

「メディアに露出すると、それを見たメディアの人からまた依頼がくるというスパイラルに入ります。原田さんはまさにその典型例。いまはメディアの人がほとんどネットでリサーチをかけているので、いかに検索で引っかかりやすくするかというのも重要になってきます。メディア露出したいのになかなかうまくいかないという人は、ぜひ『出版道場』でそのコツを身につけていただけたらと思います」(鈴木教授)

余談ですが、鈴木教授がエージェントで参加した株式会社タニタ&細川モモ『タニタとつくる美人の習慣』(講談社)は、先日TBSのゴールデン「衝撃速報アカルイ☆ミライ」でドーンと紹介されていました。表紙も大写し!




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