講義レポート

「出版道場」で自分の未来を切り開く

「出版道場」4期 講義レポート

押忍!「出版道場」4期からキュレーターを担当している岡島です。”道場”という言葉から「熱血で体育会系のノリ?」とか「一方的に成功パターンを押しつけられそう…」と思っている方がいらしたら誤解です!確かに、授業では受講生の提出する企画に対し、教授から現実を突きつけられる意見も飛び出しますが、それは受講生への愛があってこそ。(やっぱり熱いか)
教授は、プチバトーのボーダーを着こなす出版エージェント界のオザケン(たぶん)こと鈴木収春教授。講義中、教授の柔らかい語り口に潜む確信をついたアドバイスに、受講生達から一字一句聞き逃すまい!と集中している様子が伝わってきました。


ボーダーを着た鈴木教授を囲んで。7名のベストセラー作家予備軍と。

受講生のバックグラウンドは様々です。料理ブログランキングで上位を取得されていたり、コピーライティングや編集のセミナーを卒業した文章表現力が高い方、父親の出版をプロデュースしたい方、コミュニケーション技術の研究員、生き様研究家、進路に悩んでいる大学生。年齢も職業もバラバラですが、普段なかなか出会うことのないメンバー同士の交流で、新たな発見を得られるのも講義を受講する醍醐味なのです。
それでは、4期の受講生から感想が届きましたのでお届けします。
【感想01】
3週間という限られた期間でしたが、とても充実した時間になりました。
本や出版の事は何もわからずに受講しましたが、こんがらがった糸が授業を受ける度に少しずつほどけていき、最後は企画書作成という所まで辿り着く事ができました。
何でもそうですが、1人でやるのは限界がありますよね。鈴木教授のわかりやすく楽しい授業、岡島さんの的確なアドバイス、皆さんの個性的で人生経験豊かなお話など、すべてが合わさって私の企画書が完成したと思っています。
ここで学んだ事を活かして出版まで突き進みたいと思います。
【感想02】
授業は鈴木教授のもとに、最終的には書籍企画書を書き上げることを目標に行われる。前半2回はゲストを招いての、実戦トーク。「書籍をだすことの意味とは」「いかにして出版社(編集者)とつながりをもつか」「企画書で大事なこととはなにか」などなど、企画を練りあげていくうえでの実戦的ハウツーがかなり詰め込まれている。
受講生たちとのやりとりも楽しかった。みなさんそれぞれいろんな分野の経験があって、さまざまな視野と価値をもっている。その多様性みたいなものを触れることができて、ほんとうに楽しかった。
しかしなんといっても大きな収穫だったのは、それらの価値にインスパイアされて、自分が書いてみたい(というか書ける)テーマを発見できたことだった。
僕の場合には、それまで本に関すること(たとえば読書術とか読書遍歴みたいなもの)を漠然と書いてみたいと思っていたけれど、教授のアドバイスや講義の宿題や受講生たちの企画等に触れるにつれて、テーマへの見方、もっというと自分自身への見方がかなり変わっていった
その結果、書きたいテーマがようやくタンジブルなものとして目の前に浮かび上がってきた。その瞬間のことはよく覚えているが、この自由大学「出版道場」の力に改めて感じ入った。
【感想03】
3週間、本当にありがとうございました。
<1冊目は誰でも書ける。でも2冊目を書けるのがプロ!>
知り合いの作家に言われていたことを、この講義を通じて体感しました。
「私は、どんな書籍を出し続けたいんだろう?」
私の場合、フツーの主婦からコトバの世界に入ったからこそ、
そのキッカケとなった長女の存在抜きには語れません。
また3.11が最終講義というのも、ある意味運命的なイタズラかも?
終了証書を見ながら改めて思いました。
講義は、出版に必要なプロセスの説明はもちろんのこと。
プロフィールの見せ方、そしてPRの重要性まで盛りだくさん!
特にプロフィールは、書いて書いて書きまくったからこそ
自分らしいプロフィールに削ぎ落すことができました。
また同期のプロフィールにクスっと笑ったり、
映画のようなエピソードに驚くこともあるなど。
それを共有しあえるのも、この出版道場のメリットですね。
しかも中途半端な気持ちで書いていると、ビシッと鈴木先生に指摘されます。
そこは、やっぱり出版道場!
商品のブランディング考える前に、自分のブランディング考えろ!」と
ツッコミを入れまくりの3週間でした。
時代のニーズと自分の強みをいかした書籍を
ヒットさせ続けたい人には、絶対にオススメの講義です。
【感想04】
自分にとって、濃密な3週間でした。
今まで未知の世界だった出版業界の事を判りやすく教えて頂いた事。書籍企画書の書き方のイロハ。PRの重要性。など、第一線で活躍なさってる鈴木教授だからこそ説得力があり、素晴らしい講義でした。実際に書籍を出しておられる、ゲストの恒吉さん・古家さんのお話を伺う事もでき、出版までの道程や出版して変わった事の生の声を聴けたのも有意義でした。
沢山書籍企画書を出してしまい、みなさんにはご迷惑をおかけしましたが、企画書をどんどん書く事で自分の作る料理の通奏低音といいますか、自分の料理に対する姿勢が改めて明確になった感じがしています。
また、僕の場合ですが、料理をやっているとあまり交流のない方々の真剣な企画を見る事が出来て、大きな刺激になりました。
多分普段使っている部分とは違う部分の脳みそを使っていたのでしょう。あまり甘いものは食べないのですが、企画書を書いているとやたら食べたくなりしました。そういう意味でも、「食べる」事を生業とする者にとって貴重な体験でした。もちろん、書籍を出したいので、甘いものを食べたい日々が訪れるように頑張ります。
【感想05】
本当にありがとうございました。この3週間、みなさまのおかげでかなり知的興奮をいただけた期間になりました。
将来本を書くのが大学院の時からの夢で、それを実現するための手段を模索していた際、この講義のことを知り、募集開始とほぼ同時に申し込ませていただきました。最初は期待半分不安半分でしたが、自由大学に集まる方々独特のフラットで温かい雰囲気のおかげで、すぐにリラックスしてその場にいることができました。
講義では、プロの視点とユーモアの双方を兼ね持つ鈴木教授のもと、出版に関わる実務的な知識を身に付けられたと思います。「本を出したい」という夢を持ってはいるけれど、何から始めたら良いか分からない人たちにはうってつけの講義ではないでしょうか。他ではなかなか手に入らないと思われる情報をたくさん得られているのに、あんなに笑いが起きている講義も珍しいのではないかと感じました。
そして集まる人たちがまたおもしろい。普通の会社員生活を送っていたらまず会えなかったであろう方々と関わることができたのは、僕の財産です。
【感想06】
3週間、あっという間でしたが・・・ありがとうございました!
実際に働いていらっしゃる皆様からのアドバイスは、本当にためになりました
そして、改めて考えてみて、やはり自分はコピーライターになろうと思いました。
最後のコメントは現役大学生の受講生です。受講がきっかけで未来の進路が定まったようですね。
現在「出版道場」では、4月7日スタートの第5期を募集中!鈴木教授が担当されたデビュー作「細マッチョ肉体改造法」が3刷と好調の古家政吉さんもゲストに登場。”その道のプロ”に話を聞くことで、自分の夢を実現するための行動目標が明確になり、出版以外のフィールドでもアイデアを生かせるのではないか、という気づきを得る機会に恵まれるはずです。春から新たな一歩を踏み出したい方にぜひ受講して頂きたい講義です。出版道場への入門、お待ちしております!

 



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