講義レポート

出版社が認める企画書をつくる

「出版道場」講義レポート

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今期からキュレーターを務めます岡島です。編集者目線で出版の秘訣を学べる「出版道場」。誰でもブログやツイッターで自分の情報発信が気軽にできる時代に著者としてデビューするのというのは、企画を出版社に認められ、専門性があるレベルに達しているという評価を得た事になります。出版エージェントである鈴木教授は、新人ばかりを手がけているにもかかわらず、コンスタントにヒットを出しています。

その勝因は最新の出版業界(出版ビジネス)の現状を熟知している事。実践を交えながら単に本を出すのがゴールではなく、いまの出版業界でデビュー作からヒットを狙える著者としてのノウハウを身につけましょう。


第4期のゲストは『細マッチョ肉体改造法』(講談社)が発売2ヵ月で3刷とヒット中の古家政吉さん。次いで、新刊『プリンセスハートレッスン』がヒット中のセラピスト・恒吉彩矢子さんが決定!OL時代から独立して本を出版するまでのお話を語っていただきます!

○恒吉彩矢子
princess.jpg作家、ハッピーライフ・セラピスト
英国ITEC認定アロマセラピスト。東京女子大学卒業。金融機関の広報部に勤務するも、対人関係のストレスに悩み、心や体を痛めたことをきっかけに、カウンセリングやアロマセラピー、整体、ヒーリングなどのさまざまな勉強を始める。サロン勤務を経て、自らリラクゼーションサロンを平成13年にオープン。のべ5000人以上の心や体の相談にのる。現在はサロンの仕事のかたわら、執筆活動、セミナー・講演なども行っている。著書『プリンセスルール』(中経の文庫)は7万部を突破。新刊『プリンセスハートレッスン』(講談社+α文庫)が好評発売中。

過去にも、出版にまつわる各分野のプロを講師としてお招きしています。
○長島☆自演乙☆雄一郎
コスプレファイターとして知られるキックボクサー。バックボーンは日本拳法。K-1 WORLD MAX 2010 〜-70kg Japan Tournament〜王者、初代NJKFスーパーウェルター級王者。スパー相手もいない無名のジムから、ずば抜けた身体能力とコスプレ入場という戦略的なセルフプロデュースでK-1デビューを果たし、史上初の3連続KO勝利でミドル級日本王者にまで上りつめた。2010年「Dynamite!!」ではDREAM世界王者・青木真也を2R4秒でKOし、世界にその打撃センスを知らしめることに成功。現在はK-1とプロレスを主戦場として活躍している。アニメに精通しており、2011年夏、アニメ「R-15」で念願の本格声優デビューを予定。著書『自伝乙』はiPhoneアプリ版も7月発売予定。
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○長嶋有
1972年生まれ。2001年「サイドカーに犬」で第92回文學界新人賞を受賞しデビュー。2002年「猛スピードで母は」で第126回芥川賞、2007年『夕子ちゃんの近道』で第1回大江健三郎賞を受賞。コラムニスト「ブルボン小林(ぶるぼん・こばやし)」、俳人としても執筆活動中(2008年までは「肩甲」の俳号で、以後は俳句も本名の長嶋有名義で作句)。「サイドカーに犬」(根岸吉太郎監督、竹内結子主演)、「ジャージの二人」(中村義洋監督、堺雅人&鮎川誠主演)は映画化されている。
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○末吉里花
フリーアナウンサー。1976年、ニューヨーク生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒業。96年度ミス慶應。TBS系『世界ふしぎ発見!』のミステリーハンターほか、オーガニック・コンシェルジュ、オーガニックライフスタイリストの資格を生かし、司会やレポーターもこなす。著書に、世界各地への旅の記録と、自身が洗礼を受けクリスチャンになるまでの経緯を描いた『祈る子どもたち』(太田出版)がある。フェアトレードや環境問題に取り組む活動も積極的に行う。
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○中吉智子
ベストセラー企画会議教授。編集者/プランニング・ディレクター/出版プロデューサー。1997年より出版社に書籍編集者として勤務、国内外エンタテインメント・実用を中心に、企画立案・編集を手がけた書籍は250冊を超える。数々のミリオンセラー、ベストセラーを手がけ、代表作はデイヴ・ペルザー『Itと呼ばれた子』シリーズ(累計380万部)、ジョージア・サバス『魔法の杖』シリーズ(累計100万部)など。ソニー・マガジンズで文庫レーベル「villagebooks」、女性レーベル「bloombooks」の立ち上げにも携わり、企画会議の運営・企画の検討および決定判断の責任者として編集部を統括、特に女性向けの企画プロデュース、ディレクションを得意とする。2010年11月、オフィスカレン設立。

○ブルボン小林
1972年生まれ。「なるべく取材せず、洞察を頼りに」がモットーのコラムニスト。2000年「めるまがWebつくろー」の「ブルボン小林の末端通信」でデビュー。常にニッチな媒体を渡り歩き、北海道新聞、週刊文春などのメジャー誌から、スウェーデンの雑誌やメルマガなどでも連載を持つ。2006年刊行の『ぐっとくる題名』(中公新書ラクレ)は、広告業界やテレビ局の人間など、あらゆる「命名する」世界の業界人たちから絶賛され、ひそかな小ヒット。その他の著書に『ジュ・ゲーム・モア・ノン・プリュ』(ちくま文庫)、『ゲームホニャララ』(エンターブレイン)、『マンガホニャララ』(文藝春秋)など。第56回小学館漫画賞では審査委員を務めた。
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○青木宏行
株式会社ノウルック代表取締役。須藤元気等のマネージャーを経て、現在はMLB岡島秀樹(3Aで調整中)、長島☆自演乙☆雄一郎等をマネジメント。文化人のプロモーションもサポートしており、テレビ等へのパブリシティ代行なども請け負っている。



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