こんにちは、「おうちパーティー学」キュレーターの有山です。おうちパーティー学では、卒業生の企画する活動が盛り上がっています。今回は、そんな活動のなかから8月に開催された、おうちパーティー学「OSOTOパーティー」の模様をレポートします。

キャンプ場でOSOTOパーティー
「OSOTOパーティー」とは、おうちパーティー学の卒業生が主体となって、屋内外で場所を借り、自分たちで企画するおうちパーティー学卒業生のパーティーイベントです。毎回、各期の有志が幹事となり、日程や場所、イベントテーマを告知してくれます。当日までの段取りなどは、さすがおうちパーティー学の卒業生という手際のよさ。ひとりひとりが作り上げることに意味がある、パーティは幹事だけが大変な思いをするのではなく、どれだけの人を巻き込んでみんなで楽しめるかがポイントです。

今回のOSOTOパーティーは、江東区のキャンプ場で開催されました。このパーティー、毎回のルールとしてあるのが、1人1品、料理を持ち寄ること。手作りでも、買ってきたものでもなんでもいいので、集まるみんなと一緒に食べたい、料理を持ち寄ります。そして持ってきたものを大皿に盛りつけて、みんなでいただきます。

思わずほっこりするきんぴらごぼうやししとうの炒め物など手作りのお惣菜があったり、メインに合うようなサイド料理があったり、量が多く食べきれず余ってしまうということも見越して、お土産として持って帰ることもできるスイーツがあったり、材料だけ買ってきてお肉や焼きそばなど、キャンプ場らしい料理をその場で作ったり、相手を、まわりを、いかに喜ばせることができるのか、みんな想像力を働かせ、それぞれの思いの詰まった料理を準備してきます。

何を挟む？みんなでつくるハンバーガーデザインコンテスト
今回のOSOTOパーティーの目玉企画は、ハンバーガーデザインコンテスト！準備は、共通のバンズやミート、野菜と調味料、紙皿を用意するだけ、あとは、ひとりひとりが挟みたいトッピングやピック、紙ナプキンを持参し、即興でオリジナルのハンバーガーをつくるという企画でした。

同じ材料なのに、こんなにも個性溢れるハンバーガーが出来上がるのは、本当に不思議。食べやすさを重視するのか、見栄えを重視するのか、ソースのかけ方や野菜の置き方ひとつでグッと印象が変わります。ボリューム重視のバーガーや、可愛いペーパーを紙皿に敷いたもの、手作りのピックでデコレーションしたり、食べるのがもったいないぐらいの、個性溢れるバーガーが完成しました。

このように、定期的に開かれるおうちパーティー学のイベントは、みんなで食を楽しむ時間でもあり、様々な情報交換の場になります。持ち寄りのメニューレシピをシェアしたり、自分が美味しかったジャムやソースを共有したり、毎回、みんなが笑顔になって帰るのが、このパーティーの素敵なところなのです。