講義レポート

パーティーのきっかけはどこにでもある

「おうちパーティー学」講義レポート

こんにちは、「おうちパーティー学」キュレーターの有山です。

第6期が修了した「おうちパーティー学」、今期も素敵な方々が集まりました。男性2名、女性4名の職業も年齢もバラバラな方々。初回講義では、自己紹介の挨拶をかねて宿題をひとりずつ発表してゆきます。

「食」に興味を持つ仲間との発見や情報交換の場
おうちパーティー学の受講生は、料理が得意だったり、パーティー上手な方だけが集まるわけではなく、食べることが好きだったり、パーティグッズに興味があったり、お料理はちょっと苦手なんです…、という方など、実にさまざまです。講義を重ねる毎、お互いの最近気になるお店だったり本だったり、趣味や興味の情報を交換し合い、週に1回の講義が発見の場になります。

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最終講義のテーマは「世界の料理」
これまで学んだことをもとに受講生自らが企画するパーティーのテーマは「世界の料理」でした。講義も中盤、最終講義のテーマ決めでは、教授からのヒントをもとに各々がやってみたいパーティプランを持ち寄ります。このメンバーだからこそできるものは何か、レシピを調べたり、盛り付け方法を考えたり、みんなで楽しめる演出を考えたり、講義はまるで文化祭前のような賑わいになります。

6期では「旅」に興味のある方々が多くいらっしゃったので、1人1国の担当を決め、郷土料理や旅行で食べた味の再現をすることになりました。さらに「フィンガーフードで簡単に食べられる」という条件もつけて料理の盛り付けも考えました。

テーブルには、クロアチア、南アフリカ、ドイツ、スペイン、レバノン、タイ、韓国、スウェーデンの「世界の料理」が並びました。さらに、「やってみたいパーティー料理」と題し、ごはん班、パン班、デザート班に分かれ、柴桜をイメージしたお花の咲いたライスケーキや直径30㎝程の巨大カンパーニュで作ったサンドイッチ、ドライアイスの演出で作ったフルーツの飾り切りなど個性溢れるメニューが食卓を飾りました。

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パーティーのきっかけはどこにでもある
6期でもっとも楽しかったのは、みんなで作った手作り料理もさることながら、その演出でした。わずか5回の講義の中で知り合った仲間をもっと知ろうということで、好きな音楽や旅の写真をスライドショーで準備し、同じ食卓を囲みながら、旅の想い出話や趣味の話などをして楽しみました。

誕生日やサプライズだけがパーティーではなく、思い出を語ったり、味の再現をしてみたり、「テーマ」を絞ることで、新たなパーティーのきっかけがみつかるかも知れません。最終講義は終わりではなく始まりです。講義で学んださまざまな発見と実体験で、「食」への興味やパーティーのイメージを膨らまし、みなさんの大切な人達と食卓を囲む時間を、今よりももっと、ステキな時間にしていけるはずです。

次回、「おうちパーティー学」7期は、4/4(木)から開講予定。溢れるアイデアと少しの工夫で世界にひとつだけの個性的なパーティーを一緒につくってみませんか?



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