講義レポート

DIYとは自分と向き合うこと

「DIY実験室」講義レポート

自分の仕事やプロジェクトを「等身大のできる範囲で」小さく始めて大きく広めていくための最善の方法を実践する「#DIY実験室」の様子を2期生の嶋脇佑さんがレポートしてくださいました。

diy02

教室から一斉に受講生が飛び出る。
子供が早速手に入れたおもちゃで遊びに行くような顔をして。
学校中に響き渡るカメラのシャッター音。

表現したい。どうしたらいいのかわからない。
伝えたいのに言葉が見つからないときのような
フラストレーションが日々溜まっていた。

#DIY実験室は、そんな悶々とした私の気持ちを、
高純度のエネルギーへと変換してくれた。

diy01

#DIY実験室の講座は主に写真と,WEBによる情報発信を学んでいく。

写真講座では、ペアを組み、パートナーの写真を撮影していくというものがあった。その写真を皆で共有し、講師が添削していく。ちょっと構図を変えるだけで、素敵な写真に早変わり。まるで魔法のよう。そして、一眼レフカメラの必要性についてお話もあった。スマホカメラでも工夫することによって素敵な写真を撮ることができる。そういった場合、決して安くはない一眼レフを買う必要があるのか。今一度、自分の求めているものを整理する必要がある

WEB情報発信では、facebook,twitter,tumblr,instagram等のツールを用いて、情報発信について学ぶ。ここで大事なのは、自分が興味の有るものを発信すること。その情報をまとめるのに向いているツールを選択すること。宿題ではいずれかのツールでアカウントを作り、発信するべくテーマを発表する。細かい疑問点は講師がまとめて答えてくれる。

なにより魅力的なコンテンツとして、夫婦であられる講師のお二人のDIY経験談。夫婦漫才のような絶妙な掛け合いで進む授業は、終始笑い声が教室からこぼれていた。

講座を通して思ったのは、カメラを選ぶにしても、情報を発信するにしても、自分と向き合うということ。自分のことがはっきりしていないと、DIYで作り上げたとしてもそれは不透明なものになる。

『Re-Creation』
仲間たちとレクリエーションのように楽しく学びながらも、自分を再構成・再構築していくきっかけになる。#DIY実験室はまさに『Re-Creation』という言葉がぴったりだ。共に学んだ仲間はそれぞれがプロジェクトを立ち上げ、日々キラキラ行動している。次はどんな仲間が集まり、どんなプロジェクトが産声を上げるのか、今からとても楽しみである。



関連するレポート