講義レポート

旅学サポーターの岡部直美さんより、SUGEE旅学2期スタートのレポートが届きました。
SUGEE「旅学」第2期がスタートしました。
今回も、5回のカリキュラムでとても興味深い講師陣の面々。そして、「旅」に対してさまざまな思いを持って集まった個性あふれるメンバー。きっと楽しい繋がりとなっていくんだろうな。


みなさん、参加のきっかけは様々で、「旅」と自分の日常との接点を見つめ直すため。自分にできること、そのヒントを求めて。「旅」という言葉に、自分の思いとリンクするものを感じて。などなど。
第1回目は、メイン講師であるSUGEE氏によるイントロダクションから始まった。SUGEE氏は「旅」を通して音楽と植物のすばらしさや私たち人間に与えるものの大きさを実感し、それを提供することを仕事とされている経緯を伝えた。
SUGEE氏による生演奏もみんなでリズムを取りながら堪能。やっぱり音楽の力ってすごい。言葉じゃなくて心に響くものがあって、笑顔が溢れてその場が一気に和むのがわかる。
私たちは震災を目の当たりにし、今、まさに社会の大きな流れの中にいる。それを意識しながらも、自分を含め、大多数の人は仕事や時間に追われ、立ち止まる事なく過ごしてゆく。
そんな日常生活の中で、改めて様々な社会との繋がりや自然との繋がり、それらと自分との関係や共生することの大切さを振り返る機会となり、おのおのが各講義から何かを感じ、自分の中で何かが変るきっかけとなる。そんな場となりますよう。そう感じさせてくれる講義だった。
第一回目ということで、講義の後には、少しばかり交流会を。国内外問わず、それぞれの「旅」について、講師、メンバー垣根なく語り、あっという間に時間が過ぎてタイムオーバーとなりました。
ここでは普段忙しなく過ぎていってしまう諸々を、じっくりと考え、感じる時間がある。
今回メンバーの方々も感じていたように、1時間半という枠だけど、普段と違うゆったりとした時間が流れている。それって、まさに日常の中の開放感、喜び=「旅」なのかな。
毎回、「旅」をテーマにいろんな視点で展開され、新しい価値観を得られる講義です。次回も楽しみです。
今回の「旅学」は、なんと参加できる日だけの受講もできるそうなので、興味のあるテーマがあれば単発でも是非ご参加ください。
次回7/8(金)は旅に出会う’風景&眼差し’をテーマに、写真家 中川太郎さんをゲストに迎えます。ゆったりした「旅学」の時間を共有しましょう。


【講義データ】旅学
[日程]金曜日 19:30 – 21:00 7/1, 7/8, 7/15, 7/22, 7/29(全5回)
[会場]世田谷ものづくり学校内 2F 207教室
[教授]SUGEE
[ゲスト]中川太郎(写真家)、加藤直徳(雑誌TRANSIT編集長)、飯野登起子(料理研究家)
※1回だけの聴講制度もできました。
各回のカリキュラムやゲスト情報は旅学講義ページをご覧下さい。
「旅学」聴講申し込み




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