講義レポート

あだ名、お断りします

「オトコの姿勢学」講義レポート


前々から猫背気味だったのと、肩や背中の凝りがひどく、月1回程度の鍼治療が欠かせなくなっていました。姿勢を矯正するきっかけを探していて、たまたま知人のfacebook経由で「オトコの姿勢学」の案内を見つけ、タイトルにひかれて、あまり内容の確認もせずに申込しました。猫背矯正のコツくらい教えてもらって、凝りが軽減すれば、それだけで充分だと思っていました。

第1回
初めてお会いして、篠田先生からいきなり「あだ名、つけたいんですけど」との謎の一言が。あまり変なあだ名をつけられても良い気分がしないのと、あだ名は姿勢とあまり関係ない気がしたのでお断りしました。

講義では理学療法士の吉田先生に姿勢のイロハを教えて頂き、とても勉強になりました。 しかしその後、篠田先生から新たな謎の一言が。「あなたのなりたい自分について説明して下さい」・・・それって姿勢と関係あるのかな?謎のままに最初の講義終了。

第2回
結局、半強制的にあだ名をつけられる事に。でも各自の特徴を踏まえて、こんなに真剣にあだ名を考えてくれる人を見たのは初めてでした。姿勢に関する座学の後、また例の質問が。「なりたい自分について考えてみましたか?」 目指しているのは、単なる「良い姿勢」とはどうも違うものらしいという事に気づいて、講義終了。

第3・4回
いよいよ歩き方の実践。歩き続けているうちに皆の歩き方の欠点が改善されると、不思議な感覚に気づきます。欠点が改善された良い姿勢の歩き方なのに、なぜかその人の特徴と合っていない気がするのです。

「人なつっこい人に見られたい」と言っているのに、歩き方は仕事のバリバリ出来る外資系コンサルの人みたいに見えたりします。姿勢は良いのに、なんだろう、このギャップ?そこで先生からのコメント。「良い歩き方は一つでなく、意識と技術で、どんな形にでも変えて表現できる。だから歩き方で自分の個性も表現できる。」

なるほど、姿勢や歩き方からなりたい自分を引き寄せることが出来るという訳ですね。

第5回
以前の卒業生の皆様にも飛び入り参加して頂き、一緒にウォーキング。初めてあった皆さんも、すぐにあだ名で気軽に呼んでくれて、歩き方、姿勢など気づいた点をフィードバックしてくれます。ん?・・・だからあだ名にあんなにこだわったのか!

自分の個性、今の自分を踏まえたあだ名、そのあだ名をきっかけにしたフィードバックをもらって、なりたい自分により近づいていく。あだ名が、未来の自分へのパスポートになっている訳ですね。

あだ名つけたくないとか、わがまま言ってごめんなさい。最後にはあだ名で呼ばれる事にまったくストレスなく、凄く楽しくウォーキングしている自分がそこにいましたよ。

そういえば1ヶ月をとっくに過ぎてるけど、鍼治療に全然行かなくて済んでますね(驚)。

「オトコの姿勢学」第4期卒業生 もちゃ



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