講義レポート

内面から変わる姿勢

「オトコの姿勢学」講義レポート

以前から姿勢の悪さを周りから指摘されていて、どうにかしたいと思っていたところ、偶然、この講義を見つけて受講することにした。

初日は「正しい立ち方」の確認。自然体の自分の姿勢を撮影してから講義が始まった。理学療法士の吉田さんに姿勢を調整してもらい、自分にとってはしんどい姿勢が正しい姿勢であることを体で理解した。次に「ありたい自分」を考えることになった。正直、何を目指せばよいかわからなかった。次の講義までの週間で、立ち方に注意しながら、ありたい自分の棚卸しをしてみた。そういえば、いつも難しい顔をしていると同僚から言われ、街中でも一人だけティッシュを貰えない自分。いろんなキーワードを並べたけれど、シンプルに「社交的」を目指すことにした。

第2回は「歩き方」の基本を練習した。いつも猫背で俯いていた姿勢を捨てて、顔を上げて胸を開くと呼吸もしやすくなった。なにより明日の方向を向いて歩くと、いろいろな人と目線が合うようになり、コミュニケーションが取りやすくなった自分を感じた。

第3回、第4回では「表情の大切さ」を学んだ。スタジオで、音楽に合わせて大きく足を踏み込み、歩く、歩く、ひたすら歩く。次の日はぐったりするくらい、普段使えていなかった体幹も鍛えられた。そして口角を上げる練習。同じことをしていても、への字口と笑顔では不思議と気持ちが変化する。一度口角を上げてしまえば、それが習慣となっていった。同期生みんなが変化していった。

最終日は、ありたい自分を体現し別人になっていた同期生達を見て、羨ましさと嬉しさがあった。体で覚えたことや先生とメンバーでお互いの姿勢について話しあったことは、本やネットで学ぶことの何十倍も違う気がした。

外面が変われば内面が変わる、内面が変われば外面が変わることを学んだオトコの姿勢学。良い姿勢を手に入れ、素晴らしいメンバーとの出会いがあったが、卒業証書は免許証みたいなものでペーパードライバーでは意味がない。無意識に正しい姿勢をキープし、納得できるありたい自分に成れるまで、4期生の姿勢学探求は続いていく。

第4期生 リンリン



関連する講義


関連するレポート