昨年の「Creative Camp in ポートランド」では、番外編として土日にアーバンキャンプが開催されました。アーバンキャンプとは、都心にいながらキャンプをすること。地元の方のご協力のもと、希望者が参加しました。
このステキなキャンプを企画してくれたのは、life samplingというポートランドの暮らしを体験できるワークショップを開催しているユリさんとサキコさん。お二人は日本人ですが、ポートランドで家族と一緒に暮らしています。キャンプ当日、バスを乗り継いで到着したセントジョーンズというエリアの住宅街の中に、スクールバスや小さな小屋などがセンス良く配置されたキャンプ場が突如出現!

宿泊した米軍の野営テント。かっこいい世界観!

中央左がサキコさん、右がユリさん

シャベルで土を採掘中

わらと土を目の前にした参加者は、本当に釜が出来るのか半信半疑
夜は土釜で焼いたピザと、キャンプファイヤーの火で焼いたバーベキューがメインディッシュ。野菜はポートランド州立大学のファーマーズマーケットで調達。ピザを焼く窯はキャンプ場にありませんので、土を採掘してわらと混ぜ、コブオーブンをつくるところからスタート。

土とわらに水を加え、適度な堅さになるまで捏ねます

料理の下ごしらえ班

子供に遊ばれてしまった参加者もw

はじめての薪割り。火種も自分たちでつくります
ユリさんとサキコさんを始め、お二人のお友達がいろいろ教えてくれて釜をつくったり、料理の下ごしらえをしたり。ポートランドに住む人たちは、夏が来るとキャンプをするのに忙しいのだとか!はじめは慣れない手つきで作業をしていた参加者ですが、土を捏ねたり、薪を割ったり、手を動かしてものをつくる面白さに目覚めたようす。
そして完成した釜に火が入り、ピザを焼いていきます。果たして上手に焼けたのでしょうか?続きは次回をお楽しみに!
Photo: MASAHIRO SHIMAZAKI