講義レポート

小さな興味の種が世界との繋がりを考えるきっかけになる

「じぶんスタイル世界旅行」講義レポート

こんにちは。じぶんスタイル世界旅行キュレーターの武谷朋子です。第2期受講生の福井里佳さんから講義レポートが届きました。ありきたりな観光旅行から世界と繋がる旅へ。旅をする時の自分軸が見つかると、世界をもっと近く感じることができますよ。
worldtravel0520

今まで15か国ほど旅をしていますが、行き先が違うだけで、行動パターンはいつも一緒。ガイドブックを買って、有名な観光名所を見に行って、美味しいものを食べて矢継ぎ早に帰国する。最初はすごく楽しかったのですが、だんだんとそれだけではつまらなくなってきました。もっと違う視点を持って旅をしたい!世界ともっと繋がりたい!と思うようになった時にこの講義に出会いました。旅をするときの「自分軸」をしっかり持ちたかった。だからこの講義への受講を決めました。

自分にとって世界との繋がりが何なのかを考える

講義は毎回出る課題がなかなかハードでしたが、すごく楽しかったです。こんなに課題に取り組むのは久しぶりの感覚でした。最初の課題は「3年以内にやりたい50の事」。簡単かと思いきや、50個出すことが意外に大変でした。「私、何がやってみたいのだろう」 出てくることは、民俗学を勉強してみたい、民族衣装を着てみたいなど、世界各地の民族の生活習慣や、価値観、文化、伝統などを勉強・体感すること。実は以前から民族学には興味があったのですが、単なる興味だけで終わっていました。しかし、この講義で自分の興味と向き合うにつれて、もっと民族学を学んでみたい、それを旅のテーマとしてやってみたいという思いが強くなりました。最終回の講義では、次の旅のメインテーマを「アジアの文化(民族学)を知る旅をする」として発表しましたが、自分が本当に学びたかったこと、自分にとっての世界との繋がり方が何なのか講義を通じて実感することができました。受講して本当に良かったです。

個性際立つメンバーと学ぶことで、興味関心の幅が広がる

今回受講してみて、受講生の個性が際立っていたことは特に印象に残っています。受講生は、海外旅行が大好きで、且つ、普通の旅行では満足できなくなった強者揃い。経験豊かでどんな話を聞いてもすごく面白くて、毎回講義の時間が短く感じられたほどです。最終回のみんなの旅の発表では、スパイスをもっと学び深めたいということから「カレーをめぐる冒険」という、世界各地のカレーを食べ続けながらスパイスを学んでいく個性的な旅のプランなども発表されていて、ありきたりじゃない、じぶんスタイルの旅のおもしろさを感じました。

今後は、テーマとして発表した民族学を勉強することのできる旅を具体的に実現してみたいと考えています。(せっかく民族学を巡る旅をするので、各地で民族衣装を着て回ってみたいと思っています)この講義のおかげで自分の興味・関心の幅が確実に広がりました。もっともっと色んな国の人々のことを知りたい、彼らの大切にしていること、価値観、考えを理解したい。そんな思いを胸にじぶんスタイル世界旅行をしていきたいと思います。

(text:「じぶんスタイル世界旅行」第2期 福井里佳さん / photo : 武谷朋子)



関連する講義


関連するレポート