講義レポート

自分スタイルで自由になる

「スタイル発見学」講義レポート

こんにちは、スタイル発見学キュレーターの小酒です。ある日曜の朝、廃校の教室が一気に華やかな雰囲気に包まれました。スタイル発見学の最終回は自分スタイルの発表。一人一人、装いでどのように自分を表現したいかを考え抜いて、最終講義に臨みました。その人にぴったりマッチする服には、着る人の心をオープンにする力があります。「自信をもって選んだ服で、これから何にチャレンジしよう。」「今までになかった出会いがありそう。」そんなワクワクした気持ちに包まれて、最終講義がスタートしました。

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講義初日、シャープな印象のグレーのジャケットに黒いパンツ姿で現れた外山さん。似合うスタイルを診断してみると、意外にも大胆なデザインや柄などインパクトのあるスタイルが似合うことがわかりました。今まで柄のある服はほとんど着たことがなかったそうですが、最後は白と黒のコントラストが素敵なエスニックな柄のチュニックワンピースを着てきてくれました。彼女の意思の強そうな眼や艶のある黒髪が堅そうな印象から、クリエイティブで社交的な雰囲気に変わりました。それはもともと外山さん自身がもっていた魅力。Afterの服はそんな外山さんの魅力を十分に伝えてくれます。

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さらに、なりたい自分に近づくためのポイントを教授からアドバイス。外山さんの場合は、もっとインパクトをプラスしてもいいと、赤のネックレスを足してみました。「プライベートならこれくらい遊んでいい」。TPOに応じて、インパクトの加減を変えることを提案。コーディネートにカジュアルさが加わって、服で遊んでる感じが楽しそう。

自分に何が似合うのかを知り、自分軸をもって、シチュエーションに合わせて、印象を変える。すると、周囲が自分に対して持つイメージをコントロールすることができる。イメージが変われば接し方が変わり、自分への固定概念が外れ、もっと自由に生きることにつながります。

講義では自分に似合うファッションスタイルを診断します。それはこれしか似合わないと選択肢を狭めることではなく、もっと自由にファッションを楽しむことへの第一歩なのです。



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