講義レポート

こんにちは。7月から開催する「旅学」の教授、ミュージシャンであり植物コーディネーターでもあるSUGEE(スギ)さんに今回の旅学の魅力を語ってもらいました。

アメリカ大陸、アジア、ヨーロッパ、イスラエル…..日本。
世界中を旅し、様々な風景と人々の眼差しをフィルムに納めてきた旅の’記録師’、中川太郎
バーニングマンなど世界各地の野外フェスや、インドのサドゥ―に代表される信仰に身を捧げた人々、そしてありとあらゆる文化が混交したヨーロッパの都市の風景など、彼は世界中でありのままの命の’生きる’姿をフィルムに記録、そして自らに記憶させてきました。


90年代、そして00年代はいわゆるバックパッカーが世界中に飛び出して行った時代でした。写真家中川太郎もそんな時代のなか、自らの気持ちの赴くままに旅を重ねていきましたが、世界中の旅の中からある一つの共通した思いを見出します。
命が今ありのままに生きるリアリティ。そしてその命の眼差しの美しさ、です。


今回の旅学では第二回7/8にゲスト講師として登場します。
彼の写真を見ていると、
なぜ人は旅に出るのか?少し理解できるような気がします
彼の写真は本当に素朴な日常を写したものが多いのですが、
被写体を好きにならずにはいられない魅力を秘めています。
人間や風景、眼差しに対する愛情が自然と湧き上がってくるのです。
それは命への慈しみや、愛と直結しているのかもしれません

今回の旅学のテーマは「共生」。
その底辺には、命への優しさと愛情が横たわっています。
彼の写真を見ながら、同じ時代を”共に”生きるためのベースとなる、命の眼差しの美しさ、を学び感じましょう。


【講義データ】
旅学
[日程]金曜日 19:30 – 21:00 7/1, 7/8, 7/15, 7/22, 7/29(全5回)
[会場]世田谷ものづくり学校内
[受講料]28,000円
[教授]SUGEE(スギ)
[ゲスト]中川太郎、加藤直徳、飯野登起子




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