講義レポート

グループワークでファッションスタイルを診断

「スタイル発見学」講義レポート

こんにちは、「スタイル発見学」キュレーターの小酒です。
今日は「スタイル発見学」第2回の講義の内容をレポートします。前回の授業では、第一印象を交換し合いながら、自分の内面と周囲に与えている印象とのギャップについて考えました。今回は一転して自分の外見についてのお話でした。

1回目と同様に、お互いの外見的特徴を付箋に書いて交換。顔のパーツ、体格・骨格、髪の色など身体的特徴を探して書きだしました。意外だったのは、内面の印象を交換したときよりも自分では意外と感じる項目が多かったことです。自分ではコンプレックスに思っていたり、まったく気づいていなかったりしたことが相手には魅力として伝わっているケースが内面について語り合った時よりも多く見られました。
外見、つまり見た目の特徴など目に見えているものでも、これだけ自分と他人の想いにギャップがあるということは生徒さんもみんな驚きだったようです。自分のスタイルを確立するためには、たかが見た目と言わず、その見た目をどれだけ客観的に見れているかということから確認する必要があるのですね。
外見の特徴を抑えた後は、お待ちかねのファッションタイプの診断タイム。7つのタイプの中からみんなでその人に似合うと思うタイプを絞っていきます。
最初はネックレスによる診断。一人ずつ、4種類のネックレスを着けてどれが似合うかを投票。この時点でタイプを7つから3つに絞り、最終的にどのタイプが似合うのかを診断しました。個人でコンサルしてもらえるようなサービスもありますが、専門家(教授)+一緒に学んでいる仲間の意見で決めていくので納得感があります。
「よくファッションタイプにはどんなものがありますか?」という質問をいただきます。本講義では、ファッションタイプを【(1)直線的 or 曲線的なものが似合うタイプ 】と【(2)シンプル or 華やかなものが似合うタイプ】という2軸で考え、それぞれの加減によって7つに分類しています。そしてたとえば、(1)直線的なラインが似合うか、曲線的なラインが似合うかという判断は、診断する個人の骨格や顔のパーツなどを見ながら決めていきます。言葉にすると難しいですが、特にファッションの知識がなくても分かるように、ネックレスや雑誌などを使いながら、分かりやすく説明しています。

 



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