講義レポート

第一印象とのギャップから自分に似合う服を考える

「スタイル発見学」講義レポート

こんにちは、キュレーターの小酒です。
自分に似合うファッションスタイルを見つける「スタイル発見学」第二期がスタートしました。
今回も生徒さんに受講の動機を伺ってみました。

・カッチリした服より、緩めのカジュアルな服装が好き。それが許される職場でもあるが、独立を視野に入れて、自分が着心地のよい服を着ながら、相手に信頼感や安心感を与えられる服装に変えていきたい。
・服装規定が緩い会社から、オフィスっぽい服装を求められる会社に転職したとき、着ている服を変えたところ、周囲の自分への接し方が変わったことで興味をもって。
・シンプルな服が好きだけど、地味に見えていないか気になって。
・買い物にお金をかけずに、自分に似合う服を探したい。
働く場所が変わると、求められる服装も変わる。そんなときに、服装に自分の基準があれば、無理して周りに合わせるのではなく、自分を表現できるのではないでしょうか。仕事やプライベートなどシーンによって表現したい自分も変わります。
この講義を通して、その自己表現の幅を広げていってほしい志村教授。周りに合わせて自分が振り回されるのではなく、基準を持って、TPOに合わせたファッションを楽しめるようになりたいですね。
第一回目では、初めて会った生徒さん同士で第一印象を紙に書いて交換し合ったり、ファッションでどんな自分を表現したいかを考えました。
たった1時間半の授業ですが、それでも講義の最初と最後では、かなり印象が変わります。とても大人しそうだと思った方が、お話しているうちにアクティブな側面もあることを知ったりします。「大人しそう」というのは第一印象で、見た目による判断。そこには着ている服も大きく影響します。そして、お話しすることで「内面」という判断基準が加わわり、その人の印象が変わるのです。果たして自分はそのギャップをどう捉えるのか?それはいい、悪いではなく、自分自身が決めること。
こういった印象の違いを洗い出しながら、自分の気持ちと見つめ合うということを第一回目の講義では一人ずつ行いました。これはつまり、自分に似合う服とはどういう服かを自分の言葉で考えるということ。漠然と考えていた「似合う」ということをこれほど深く考える機会はなかなかないと思いました。
さて第二回目は、一回目と打って変わって、自分の外見について掘り下げてみます。

 



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